ガックンチェックは必要?リールがガックンする仕組みと理由を解説

設定変更判別の1つとして昔から使われてきた「リールガックン」ですが、通常とは異なるブレ、リールがブレるとも呼ばれており、それを見抜くことにより朝一でリセット判別が終わる。
結構有名で誰でも知っていることかもしれませんが、そもそもガックンする理由はご存知でしょうか?
こちらではどのような状況でガックンが有効なのか、そしてそれを用いたガックンチェックをスムーズにやる方法などをお伝えしていきます。
便利なのは便利ですが、1Gずつカニ歩きするのはホールからしてどうなのでしょうか?
リールガックンとは?
リールガックンとは通常のリール回転とは異なり、設定変更(リセット)をすることにより内部的にリール初期状態に戻ろうとしていずれかのリールがブレるというものです。
実際に台を開けてリールを触ったことがある人には分かりますが、リール自体は簡単に手で回せます。
ですがホールで打っていると基本的に上段・中段・下段などしっかり図柄が一直線に揃っていますよね?
仮に手でちょっとずつズラしておいたとしても、初期状態すなわち図柄がちゃんと一直線になるように微調整されているということになります。
これはあくまで設定変更時のみ有効なことで、据え置きのまま電源ON/OFFしただけでは全くブレないことが多いのですね。
それにより、朝一1G目のリールガックンの有無によって設定変更が入っているのかを見抜くことが可能なのです。
スロット全機種に通用するもの?
このリールガックンですが、全く有効でない機種もあるということは覚えておかないといけません。
メーカーや出た時期によりガックンするか否かが変わってくるので、実際に試す際にはその機種がガックン有効なのか?を事前に知っておく必要があります。
例えばメーカーで言えばSammy(サミー)の機種は比較的ガックンが分かりやすく、5号機・6号機でもほとんどの台がガックン有効です。
6号機の北斗などリールが小さい印象ですが、それでもリールのガックンは見やすいので、こちらを参考にご覧ください。
因みにガックンチェックで有名なジャグラーシリーズですが、5号機後半はガックンが分かりにくくなったことで有名ですね。
- マイジャグラー4
- ゴーゴージャグラー2
特にこちらの2機種はガックンチェックを肉眼でやって毎回分かるというわけではなく、微妙にするときもあればしないときもあるので注意が必要です。
ガックン判別の注意点
ではここから更に掘り下げて、実践で使えるようにするためには様々な注意点が存在します。
設定狙いなどホールで勝ちを目指して立ち回る際に、朝一のリセット有無を把握するのは非常に大事なことですよね。
ただし朝一というのは並び順・抽選どちらであったとしても結構慌ただしくゆっくりと判断できるわけではないので、意外とコツが必要です。
そんな短い時間でも正確な判断をするために、それぞれの注意点を知っておく必要があるでしょう。
古い機種、リール劣化には要注意
まずは設置が長く古い台にありがちなことですが、リールの劣化により毎回ガックンするような状態があるということ。
初期状態に戻ろうとすることによってリールがブレるというのがリールガックンの仕組みですが、劣化すると結構ガバガバになります。
要は設定変更後の1Gだけでなく、リールの位置によっては通常時でもガックンしたように見えるということですね。
古い機種を判断する場合には、1Gだけでなく数ゲーム回して毎回ガックンっぽい動きをしていないか把握する必要があります。
これは個体差もあるので、とあるホールでは毎回ガックンしているなど実際に通うホールの筐体で確かめてみないとわからないことです。
リールの切れ目位置で変わる事も?
続いてはリールの切れ目によるガックンの変化。
リールはドラムにぐるっと絵柄が描かれたものが巻き付けられているので、どこかに必ずリールの切れ目が存在します。
ジャグラーシリーズのマイジャグラー4などで言われていることなのですが、切れ目がズレているとガックンしやすく、逆に切れ目が盤面下にある場合ほぼガックンしないという仕様ですね。
これにより「ガックンしなかった」というのはアテにならず、する時は分かるがしない時は分からないということになってくるでしょう。
店員さんが手回しした場合どうなる?
台を開けて見ると分かりますが、リールは手で触って回転させることが出来ます。
よくあるパターンで言えば全ての台を7揃いで開店させるホールも結構ありますよね?
その場合、リールを回転させて店員さんが手回しで回していることになり、そうなるとほぼガックンするということになります。
要は手で合わせているから、綺麗に一直線になることが少なくブレること前提になるためリセット有無は把握出来ないということですね。
因みに台清掃の際に、どこかしらのリールに手が触れてしまった場合も同様です。
結構騙されやすいパターンでもありますが、ガックンしたように見えたのに据え置きだったパターンなど確認したら、この触れてしまったことが原因であることが多いですね。
実際にガックンチェックをする流れ
仕組みや注意点をある程度理解した後は、実践のホールで使うのみですが、プロとして設定狙いの際など必ずやっていることですが手順や更に実践レベルでの注意点は結構あります。
これらを踏まえてちゃんと判別すると高設定に座れる可能性もグンと高くなります。
1.ホールのルールを確認する
ガックンチェックは朝一0回転の状態で、1G回すことにより判別可能というリセット判別の手法です。
ただこれは、1Gだけ回してカニ歩くことなので印象も悪いですし、嫌がるホールがあるのも事実ですね。
過疎ホールで例えば島に自分しかいない状態で1G回して確認するなどは特に問題ないと思いますが、繁盛店で朝一すぐ埋まるような地域では要注意。
もともとホールがガックンチェックNGにしているところも多いですし、複数台の掛け持ちなどはやってはいけません。
本命台を抑えてメダルを出して違う台をチェックなどしてたら掛け持ち遊戯とみなされることもあるので、ヤメておいた方が良いでしょう。
2.メダルは必ずその日に貸し出し
ジャグラーなど1枚がけでガックンチェックが出来るので、メダルをポケットに忍ばせておくということも思いつくのではないでしょうか。
ただこちらはどのホールでも言えることですが、メダルの持ち込みはたとえ1枚だけであったとしても違反です。
ましてや他店コインを利用することなどは法律的に見てもNGな行為なので安易な気持ちでやることは絶対にやめましょう。
ガックンチェックをする場合は、まず最初の台を抑えて現金・貯メダルなどからしっかりと貸し出しをしてから始めるようにすること。
もしホールのルール的にもOKで、抽選が早く複数台確認したい場合には、会員カードよりも1000円を握りしめた方が貸し出しが早いです。
数秒差で目当ての台がチェック出来なかったことも結構あるので、そういったテクニックも使うと良いでしょう。
3.初見のホールは島ごとにチェック
全台リセットのホール、毎日7揃いをしているホールなどはする必要ありませんが、初見で事前知識がない場合はやはりある程度チェックする必要があります。
そういった際には、AT・ARTのメイン島、ジャグラーなどのAタイプ島、バラエティコーナーの島などそれぞれ見ていくことがおすすめ。
メインどころはリセットするがバラエティなどは据え置きがメインなどホールによって様々です。
そしてそれが平常営業・土日祝・旧イベント特定日などで全く変わる可能性もあるので、最初は細かく知っておくと良いでしょう。
4.ライバルの動きやチェックを見る
いきなりチェックするのが不安な場合などは、他にやっている人がいるかどうかも見ていくと良いです。
厳しいホールや全リセのホールなどは慣れたプロもそれは知っていることなのでわざわざガックンチェックをしたりしません。
逆にプロっぽい人たちが慌ただしくガックンチェックをしているホールは、ランダムリセットでガックンしたら高設定のチャンスなど分かりますよね。
ホールによっては、設定変更=高設定という場合もありますので、周りの動きもよく観察していくこともおすすめです。
5.余裕がある場合はスロー撮影も?
最後にちょっとしたテクニックですが、肉眼で分かりにくい機種などはスマホのスローモーション撮影機能を使って把握するということも出来ます。
ただこれも結構目立ってしまいますので、慌ただしい朝一の状況ではあまりおすすめ出来ません。
ですが微妙に分かりにくい機種は朝一からちょっと時間が経過しても打たれていない可能性も高いのです。
目立たないこと、周りに気を使って問題なさそうなら、サクッと撮影して後で見返すと判断を間違うことは少なくなるでしょう。
ガックンの見極めはある程度慣れ
いかがでしたでしょうか?
ガックンの仕組みを理解できたとしても、結構アバウトで分かりにくいことも多いです。
毎日チェックしているような専業であればちょっとした違和感でも気付くことが出来るようになりますが、普通はそうもいきません。
ただなんとなくでも分かるようになると攻めやすい機種も出てくるので、違いは把握しておきましょう!
ガックンはジャグラーの場合、ボーナス終了後の1G目にも有効ですので、ボーナス消化後の1G目には注目して回すと分かりやすいです。
実際に違いが分かりやすくガックンを見抜く挑戦をされた動画がありますので、こちらもご紹介させていただきます。
違いが分かりにくいという方はこちらもチェックしてみて慣れていってくださいね。
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