パチンコのミドルタイプが流行った歴史・スペック・必要な軍資金は?

現在も主流として知られるパチンコの1/300くらいの大当たり確率。

ライトミドル、甘デジなど様々なスペックはありますが、現在でもパチンコ屋に設置されている大半はミドルスペックに分類されます。

今回こちらではそんなミドルスペックがいつからあるのか、そして現在主流になり、どんどん大当たり確率が低くなっている理由もあわせてお伝えしていきます。

またMAXタイプに比べて比較的当たりやすくなったものの、安心して遊ぶにはそれなりに軍資金も必要になるので、その部分でも詳しくミドルスペックを見ていきましょう。

ミドルタイプとは?誕生の歴史

歴史
パチンコは1900年代後半からどんどん進化してきた日本の誇る遊技機ですね。

海外カジノでもビデオゲームは多く設置されていますが、パチンコ・スロットの発展は比にならないくらい凄いと言って良いでしょう。

もちろん初期の頃は液晶なんてありませんので、ほとんどが釘調整をして入賞口を目指すハネモノが主流。

そこから入賞口に入ると、デジタルが回りそこでの大当たりを目指す仕組みが主流となり、デジタルで当たる大当たり確率が機種ごとに決められていました。

2000年代に入ることには、すでにミドルタイプと呼べるようなスペックが誕生していたわけですね。

現在よりも規制が緩かったこともあり、様々な大当り確率がメーカーにより定められており、徐々に受け入れられやすい確率分類へと変わっていったことが正しいでしょうね。

例えば1/500などのスペックがあったとしても、1日で当たらないことが多発してしまうので、最高でも1/400くらいになっていったわけです。

そこで一番バランスの良い確率として、1/300~1/350くらいのスペックが主流となってきました。

大まかなミドルタイプの分類

  • MAXタイプ(1/400)
  • ミドルタイプ(1/300~1/350)
  • ライトミドル(1/200~1/250)
  • 甘デジ(1/100前後)

パチンコの分類は大まかにこれらのタイプに分類され、大当たり確率ごとにパチンコ屋でコーナーわけされるほど認知されてきています。

ですが、現在では射幸心を煽る、ギャンブル性が高いものは規制の対象となり、MAXタイプが全て撤去されてしまいました。

またミドルスペックでも1/350ほどが主流だったものが、現在のメインは1/319ほどにまで抑えられていますね。

昔からの単純な確変機に加えて、現在ではST機や1種2種混合機などの様々なゲーム性が出ていることで、規制を感じさせない出玉感はあります。

パチンコ・スロットは規制がどんどん厳しくなってくる一方で、メーカーも工夫を繰り返して上手くすり抜けることをやってきました。

実際MAXタイプがあるときからずっとパチンコは打っていますが、今の機種でも出玉速度は早いですし、ミドルスペックでも十分楽しめる印象があります。

昔からの王道、海物語シリーズ

CR大海物語M56
大当り確率 1/369.5
確変率 60%
時短 100回転
大当り出玉 約1620玉

ミドルタイプといえば、昔から王道の確変機としてホールにずっと主役として置いてあるのが海物語シリーズ。

横スクロールで図柄が回転する、奇数で確変に突入する流れなど、昔からほぼ変わらず愛されているスロットのジャグラーシリーズみたいなものですね。

2005年に発売された大海物語ですが、もうすでに今の原型とも言えるスペックが完成していますね。

大当り確率もスペックが違う1/300や1/320ほどのタイプもあったようですが、やはり海はこのスペックが長く続くようになりました。

因みにですが、この当時の大当たり出玉は払い出しでなく、「獲得が約1620玉」なので一箱パンパンになりますし、連チャンしたときの爆発力は海でも凄かったです。

現在でも大海物語は継承されていますが、スペックも出玉性能も落ちているのですが、些細な違いで気にせず楽しんでいる人も多いです。

長く続くシリーズ「エヴァンゲリオン」

エヴァンゲリオン~未来への咆哮~
大当り確率 1/319.7
確変突入率(ヘソ) 59%
確変突入率(電チュー) 100%
ST 163回転まで
大当り出玉 約1500玉

こちらは2021年12月に導入され、非常に人気の高いパチンコとなったエヴァンゲリオンです。

エヴァシリーズはパチンコ・スロットともに歴代で10シリーズ以上が作られている人気タイトルですね。

出た当初はどちらかといえば海などに年配の層がいき、エヴァや牙狼、慶次などに若者があふれる印象がありました。

現在でも若者を中心にですが、年配の方でも20年以上シリーズとして続いているわけですから、抵抗なく楽しんでいますね。

エヴァは4作目、「奇跡の価値は」くらいからミドルスペックがメインとなり、ホールの看板機種として長く設置されています。

現在ではST機となっていますが、当時の確変タイプ、昔ながらのゲームモードなども搭載され楽しむユーザーも多いです。

大当たり出玉は約1500玉となっていますが、払い出しなので実際に獲得できる出玉は約1300玉前後となるでしょう。

規制の影響で、現在のミドルタイプはほとんどがこのくらいの大当り確率・出玉性能をしており、連チャンシステムで差がつけられている形ですね。

ミドルスペックでも当たらないことがある?

交換率
どんどん締め付けが厳しくなり、大当り確率も軽くなってきた傾向にありますが、それでも一回にかかる投資は結構なもの。

当時20歳前後で僕はMAXタイプに数万円のバイト代を握りしめて遊んでいましたが、当たることすらせず負けることは当たり前でした。

その感覚がおかしいのですが、今でこそ1/300を超えている時点で5万円は最低でも無くなる覚悟で挑まないと、戦いにすらならないのです。

身の丈に合わないといいますか、例えばめちゃくちゃ回る台、イベントなど当時もありましたし、結構勝てそうな環境で打てていたはずですね。

それでもやはりパチンコは波が荒い、ブレが激しいので数十万円程度であれば、年間で負け越すこともよくあります。

今でも1/319が主流ですが、確率通り当てに行くだけでも15000円~20000円はかかりますからね。

ギャンブル性が低くなったとは言え、あまり余裕が無い場合にはやはりライトミドルや甘デジからゆっくり遊ぶことをおすすめします。

どうしてもミドルタイプを遊んでみたいのであれば、1パチなどの低レートでも1日ゆっくり遊べますのでおすすめです。

勝ちを目指すなら日にちと店選びは重要!


さらに規制が続き、1/300を切ることはまだ現時点では考えにくく、まだまだミドルタイプがホールの主流となるでしょう。

そんな4円パチンコのミドルを何も知らないまま打ち続けると、楽しむことは出来ますが、やはりトータルでは負けることが多くなってしまいます。

少しでも負けを抑えたいと思うのでしたら、まずは行くホール選び、そして人が集まるような旧イベント日など良い状況だけを攻めることをおすすめします。

大体的に集客出来ないはずですが、ライター来店、旧イベントなどアツい日は当然ホールごとに決まっています。

パチンコも良調整はそのような日に偏るので、ぜひ周りの話や知り合いからの情報などで、良い日を探して遊んでみてください。

トータルでトントン、ちょっとプラスでもパチンコを趣味として遊ぶには非常に楽しくなるでしょう。