これはボッタクリ?パチンコで昔はあった「1回交換」とは?

現在のパチンコ屋は営業時間内であれば、出玉・メダルは出た分全て上や後ろに積まれます。

もちろん自分から言うことで後ろだけ流してもらうことや、途中交換がOKなホールもあるでしょう。

ですが基本的には閉店時間が来るまではそのまま出玉遊戯出来ますし、交換率が悪い場合はいかに持ち玉で遊ぶかも重要になります。

今回はそんな出玉を一回交換するシステムについて、メリット・デメリットも併せて詳しくお伝えしていきます。



1回交換とは?

一回
1回交換とはパチンコ・スロットどちらにも使われる可能性があるホールのルールで、大当たりした後に1回交換して、また現金を入れて遊戯するシステムのことです。

どちらも小当りやレギュラーボーナスなどは含まれないことが多く、しっかりと出玉を取れるボーナスを消化した後に交換することがほとんど。

もちろん1回の獲得出玉・枚数が少ない機種では1回交換をするメリットもないですし、手間もかかります。

ですので昔あった1発台や、1回のBIGで700枚以上獲得できる機種で実施されていた仕組みですね。

最近パチンコでは天下一閃・天龍・ライジンマンなど、一回当たると7000玉など大きな出玉を獲得出来る機種で、還元する代わりに一回交換というルールを使ったホールもありました。

そのような特殊な状況以外では、基本的に1回交換のルールはなく、好きなタイミングで出玉・メダルを交換することが一般的です。

1回交換をホールが実施するメリット

メリット
ではなぜそんな1回交換をするのか、理由は単純にホール側が利益を上げるためにやることです。

ただし利益を出せるのは等価交換ではなく、非等価のホールに限り、交換の手数料を毎回取ることが出来るので儲かるというわけですね。

これがまた上手な商売方法の一つなのですが、基本的にパチンコでは回らない台、スロットの低設定など喜んで打つ人は少ないです。

当然勝ちやすい、当たりやすい台を探しているのはユーザー全員が思っていることですが、それを実現することは営利目的である以上あり得ません。

ですがこの1回交換で手数料を何度も取ることで、「多少良い台を打たせて上げるよ」ということがホール側の目論見ですね。

これは当然話題となりますし、良い台に座って遊戯できるのであれば1回交換でも良いというユーザーも結構いるのです。

ただしこれは利益を得ることがホール側のメリットなので、実際ユーザー側が大きく稼げるようなシステムで決してありませんので注意しましょう。

しっかりと考えると分かるのですが、大当たりする度に交換するのであれば、交換すればするほど期待収支が下がっていくことになります。

期待収支と交換率の関係性


ではもう少し踏み込んで考えてみますが、パチンコ・スロットで安定して勝つには期待値がプラスの状況で常に勝負し続けることが必要です。

よく回る台、そして高設定を打ち続けること、遊タイムや天井に近い台だけを打ち続けることが大事。

そして収支に直結する考え方として、交換率で1割減ることも前提で立ち回りを考えないといけません。

少し複雑になりますので、交換率の例を軽く説明しておきます。

交換率で勝ち額が減る例

・2500玉使い当たると2750玉出るパチンコ
・1回当たると250玉プラス
・等価交換だと100円プラスになる
・27.5玉交換だと期待値は0円になる

これが交換率の違い、投資よりも多く出ているはずなのに、交換する際に手数料として取られるため実質プラスになった分が手数料として消えるのですね。

ではこの台を1日20回当てることが出来て、27.5玉交換を終日打った場合と1回交換を実施した場合で比べてみましょう。

20回当てて最後に交換する

・1回あたり250玉増え、5000玉増える計算
・最初の投資は2500玉、合計7500玉を交換
・27.5玉で100円計算になるので約27200円
・1日打って約17200円のプラスになった

20回当てる度に交換する

・2500玉使い2750玉出て交換
・27.5玉交換なので収支はトントン
・これを20回繰り返すと何も変わらない
・1日打ってプラマイゼロになった

はい、このような極端な例を出しましたが、1回交換がどれほど損しているか分かるでしょうか?

1日打って15000円~20000円レベルの台は毎日打てばかなりの収支になりますし、そのような台はプロでも毎日見つけるのは難しいです。

そのようなスロットで言えば設定4以上確定の状態でも、1回交換を採用してしまうと期待値が無くなるほど手数料の重みは大きいのですね。

ですので、例えば1日打って期待値が30000円を超えるような設定6レベルの台限定で初めてユーザーがプラスになる状況と言えるでしょう。

一発台ほどの破壊力があっても戦えない?

勝ち負け
このような1回交換をほとんど聞かなくなったのは、当然規制の影響で1発で出る玉数・メダルが制限されてきたこと。

スロットの5号機時代が始まった頃からは当然1回交換などほとんど見たことがありません。

ですが近年話題となったのは、2016年頃から導入され始めた一発台と呼ばれる1日でめちゃくちゃ出るパチンコが登場したこと。

天下一閃から始まり、ホールの調整ミスやわざと出そうと思えば、1日で10万発を平気でこえるようなデータも見られましたね。

10万発も目指せる?一発台の仕組み・なぜ許されるのか

この影響で、客寄せのため沢山出すけど、このコーナーは1回交換ですよと昔のシステムを使い始めたホールも少しずつ増えた印象です。

それでも少ないですが、1回交換の仕組みを導入しているところは、間違いなく出すと謳って期待値的にはマイナスなことがほとんど。

もし見かけて思った以上に回ってお宝だと思っても、しっかりと交換率なども把握しないと普通に遊ぶより大きく損、ボッタクリ調整かもしれません。

ですので設定6、パチンコで言えばボーダー+5以上などかなり美味しい状況でないと楽しむ以外のメリットはありませんので、注意しておきましょう。