【徹底解説】パチンコ1玉いくら?玉単価(レート)と交換率の仕組み
パチンコには1玉4円、1玉1円などの遊ぶレートがあるのはご存知でしょうか?
1000円入れて250玉貸してくれるのか、それとも1000玉貸してくれるのかで使う金額も返ってくる金額も大きく変わります。
また、1万円分である2500玉を流して交換しても、1万円丸々返ってくることばかりではありません。
交換手数料として1割程度とられることも多く、これが交換率と呼ばれるものです。
今回こちらはではパチンコの玉単価、そして交換率の仕組みを徹底解説します。
よく知らないと損してしまうこともあるので、パチンコを長く楽しむためにもぜひ知っておいてください。
玉単価とはホールで選べるレート
ホールでパチンコを遊ぶためには、お金を入れて玉を借りることが必要です。
このときに、1000円入れたのに対して、何玉貰えるかが実際のレートとなり、1玉単価がそのまま呼び名としてコーナーに表示されています。
レート | 1000円貸し玉数 | 1玉の単価 |
---|---|---|
4パチ | 250玉 | 4円 |
2パチ | 500玉 | 2円 |
1パチ | 1000玉 | 1円 |
0.5パチ | 2000玉 | 0.5円 |
パチンコは基本的にこのレートのうちどれかになり、4パチ以外は低レートとして扱われていますね。
大型ホールだとコーナーにより4パチコーナー、1パチコーナーが併設されていることが多く、低貸し専門店の場合は2パチや更に低いレートの0.5パチなどが設置されていることもあります。
店内の案内図や島には基本的にコーナーのレートが書かれていますし、台の横にも決まりとして1玉何円の記載がありますので、しっかりと確認してから打つようにしましょう。
軍資金や使えるお金によってレートは絶対に変えないといけないですし、僕も勝ち方を覚える前や全然お金がない20歳前後のころは1パチで長く遊んでいました。
交換率は最後に交換する際の手数料
レートはそれぞれホール側がしっかりと記載しているのですが、交換の手数料は実際に交換してみないと分からないことが問題です。
交換率は1000円で250玉借りて、そのまま250玉を流した場合、1000円ではなく900円しか返ってこないといえば分かりやすいでしょうか。
金額が同じことを等価交換と言いますが、全国的にも等価交換より1割程度の交換率を取るホールも多いので、実際にどの程度の交換率なのかはホールごとにしっかり把握しましょう。
近所のホールで全く同じパチンコが置いて釘の感じも同じであれば、当然ですが手数料の取られないホールに行った方がお得になります。
4パチの場合 | |
---|---|
交換率 | 1000円に必要な玉数 |
等価交換 | 250玉 |
27.5玉交換 | 275玉 |
28玉交換 | 280玉 |
30玉交換 | 300玉 |
33玉交換 | 330玉 |
等価交換以外のホールは全て非等価のホールと呼ばれ、基本的にはパチンコ・スロットで交換率は同じでないといけません。
例えば1割手数料として取られる場合は、「27.5玉、5.5枚交換」になりますので、片方交換率が分かるとどちらも分かることになりますね。
昔は交換率は悪いが、しっかり回って遊ばせてくれるホールも多かったのですが、最近では全国的に取られて1割、27.5玉交換や28玉交換が主流となってきています。
交換率が悪い、等価交換に近いほど、釘がキツくなる傾向にありますので、一番割が良い等価交換のホールが良いとは限らないので、1000円あたりどのくらい回るのかも意識して遊びましょう。
交換手数料、最低交換枚数がある?
またこれらのレートとは別に、交換所を利用する際に発生する「交換手数料」というものが導入されている地域もあります。
三重県や愛知県などでは結構なお店で確認されているのですが、大体換金額の1.5%~2.0%が手数料として取られることが多いようですね。
4パチ等価の地域で2500玉交換すると1万円が返ってくるはずですが、2.0%の200円が交換所の手数料として取られて19800円になるのです。
そこまで大きい金額は取られないですが、この辺も収支に直結するので交換する際には必ず枚数と金額を計算して把握するようにしておきましょう。
そしてもう一つ、こちらは全国的に影響がある部分として、最低の交換景品数というのが決められている場合がありますね。
景品カウンターにレシートを持っていくと3つの景品で交換出来て、端数(余り玉)はお菓子やジュースに交換出来るというのが一般的です。
景品の種類 | |
---|---|
小景品 | 200円 |
中景品 | 1000円 |
大景品 | 5000円 |
200円以下の端数はお菓子などに交換されるという仕組みがほとんどなのですが、問題は最低の小景品が500円の店舗があるということ。
500円以下の場合が全てお菓子になってしまうのでもったいないです。
毎回交換する度にお菓子が増えていくなど経験ある人は多いのではないでしょうか?
もちろん行く回数が少なかったりお菓子でも全然OKという人であれば問題ないのですが、ある程度日常的に行き勝つために動くのであれば、なるべく損しない方法を考える必要があるでしょう。
会員カードがあるホールは必ず作る
交換率や手数料、そしてお菓子を回避する方法として一番有効なのは「会員カード(貯玉カード)」を作成することです。
全国で考えても半分以上のホールは独自の会員カードが発行可能で、様々な特典を受けることが出来るので行くホールでは必ず作るようにしましょう。
会員カードの種類 | |
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1.来店ポイントカード | |
設置されている機械に通す度に1pt獲得 ポイントによって飲食品や生活用品に交換可能 |
|
2.再プレイカード(無制限) | |
出た玉やメダルを貯めることが可能 次回遊戯の際に貯メダルから使える |
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3.再プレイカード(制限あり) | |
同じように貯めることは出来るが 次回遊戯の際に使える上限が決められている 一般的なところだとメダル500枚までなど |
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4.貯玉(貯メダル)カード | |
貯めることは出来るが 再プレイ機能がないため利用は出来ない 端数だけ貯めてまとめて交換する事は可能 |
大まかに分けてこの4種類のいずれかに該当するパターンしかありません。
実際に作る際には「身分証明書」が必要になってきますので、忘れずに持っていて作っておくこと。
因みに発行するだけだと無料ということがほとんどですし、最近だと個人情報保護なども徹底されているので不安がらず行ける範囲全てで作っておいた方がお得になるでしょう。
現金ギャップで損をしてしまう理由
さて、ここまで読んでもらうとレートや交換率がある程度把握出来たのではないでしょうか。
そして損しないためにも会員カードを作成することを勧めた理由をお伝えしていきましょう。
非等価の交換率というのは、交換するたびに手数料が取られる状態なので、次また同じホールへ行き遊戯するなら、預けた貯玉で遊戯したほうが手数料分お得になるということですね。
感覚ではわかりにくいかもしれませんので、例を見ていきましょう。
※4パチ、27.5玉交換の場合で計算
1000円(250玉)投資⇒回収550玉/交換2000円
1000円(250玉)投資⇒回収550玉/交換2000円
1000円(250玉)投資⇒回収550玉/交換2000円
1000円(250玉)投資⇒回収550玉/交換2000円
1000円(250玉)投資⇒回収550玉/交換2000円
5回繰り返した場合、合計5000円投資の回収10000円で5000円のプラスになる。
1000円(250玉)投資⇒回収550玉/貯550玉
貯250玉投資⇒回収550玉/貯850玉
貯250玉投資⇒回収550玉/貯1150玉
貯250玉投資⇒回収550玉/貯1450玉
貯250玉投資⇒回収550玉/貯1750玉
5回繰り返した場合、合計1000円投資の回収1750玉(約6300円)で5300円のプラスになる。
毎回現金を入れて、帰る際に必ず現金に交換していると手数料分だけ損してしまうということですね。
面倒くさいと思ったり、その日のうちに現金が欲しいという理由で再プレイしないのは絶対ダメな考え方。
勝ちにこだわらない、端数なんて細かいことはどうでも良いと思うなら強制はしませんが、少しでも勝ちを増やしたいと考えるのであれば積極的に再プレイを利用したり、端数だけでも貯めたりしましょう。
レート変更には注意が必要!
ちょっと初めての方には難しかったかもしれませんが、長く遊戯をするのであれば必ず知っておいた方がお得になります。
纏めるとこんな感じです。
- 玉単価によるレートが存在(4パチ等)
- 交換率で借りた時より損する場合がある
- 手数料や最低交換数などもある
- 会員カードはあらゆる面でお得
- 再プレイ可能なら出来る限り使う
これらのことを考えると、同じ条件なら再プレイが無制限のホールに通い、なるべく現金を使わない遊戯が一番勝ちやすいということになります。
会員カード発行すらなく、現金投資が必須のホールで遊戯するのであれば、ものすごく釘状況が良くない限りは負けやすいと言えるでしょうね。
最後にこれらのレートや交換率は全てホール独自のルールになります。
地域によって一律決められているところもあれば、隣接していても全く違う状態の事も多いので実際に自分で把握していくしかありません。
ハウスルールということで、しばらく行かずにいると「全て低レートに変更されていた!」なんて事もあり得るので、貯玉・貯メダルがある場合には状況だけは確認しておきましょう。
これらに注意すると間違いなくお得に楽しめます^^