パチンコ保留玉とは?いつからか導入された保留変化と信頼度

パチンコはヘソに玉が入ることにより大当たりを抽選するデジタル機が主流です。

玉が1つ入るごとに大当たり確率に応じて抽選がスタートするわけですが、連続して入った場合、どうなるのでしょうか?

せっかくヘソに玉が入っても抽選されないようなことになると全く意味がなくなるので、保留の仕組みは必ず理解しておきましょう。

今回はそんな保留玉、保留システムについて、どのタイミングで大当たりが抽選されているのかなど、詳しく解説をしていきます。

パチンコの保留とは?


パチンコにおける保留とは、簡単に言えばスタート(ヘソ)に玉が入った際に、抽選の結果を一旦保留して記憶しておくシステムです。

例えば最大で4個保留という台で、スタートに4個連続で玉を入れた場合、4回分の大当たり抽選がされます。

液晶付きのパチンコでは玉が1つにつき必ず図柄が変動して、最低でも数秒は消化するのに時間がかかりますよね。

その間に玉が入っても抽選されないのであればかなり損になるので、玉を打ち続けられるように保留が最大4個までということが一般的となりました。

現在では4個保留の他にも8個保留の機種も増えてきているので、必ず自分の打つ台ではどちらなのか把握してから打ち始めましょう。

そしてこの保留玉の注意点は、最大数を越えてスタートに入っても抽選されないということ。

長いリーチがかかり、保留が最大まで溜まっている状態で、ずっと打ちっぱなしにしていると必ず損になるので、手を止めることをおすすめします。

抽選されない玉は無駄玉でしかないので、お金をタダで捨てているようなものなので、特にパチンコの経験が浅い場合は気をつけて遊戯してください。

抽選が行われるタイミング


パチンコのハネモノ、一発台などはV入賞に玉が入った瞬間に大当たりします。

デジタル機では液晶の図柄が揃って初めて大当たりとなりますが、この抽選自体は玉がヘソに入った時点ですでに決まっていることです。

内部的には大当たりかハズレかすでに抽選をしており、それに合わせて演出が後から決定されているシステムですね。

ですので、実際に当選していてから告知されるまでにかなり時間差があるということになります。

大当たりまでの流れ

・玉をヘソ(スタート)に入れる
・保留が消化される
・変動が始まり演出スタート
・図柄揃いで大当たり

このようなことから、もし保留玉が1つでも残っている場合は、必ず消化し終わるまで離席せず見守りましょう。

「どうせ当たらない」と保留を2.3個残したままヤメる人も見かけますが、最後の変動が開始するまでわからないので、最低でも保留玉すべて消化した変動開始くらいまでは見ておくことをおすすめします。

保留変化・保留先読みの仕組み


今では当たり前のような演出としてどんな機種にも追加されたのが保留変化、保留先読みのシステムですね。

良くも悪くも、パチンコの面白さやゲーム性を一つ進めた仕組みだと思います。

保留変化とは、通常の保留玉ではなく、基本的には色保留と呼ばれる特別な保留玉に最初から変化する、途中で変化することを意味します。

強い色になるほど大当たりの可能性が高くなり、虹やプレミア柄で大当たり濃厚になるような仕組みです。

保留変化の一例
  • 青⇒黄⇒緑⇒赤
  • 紫、金
  • 保留点滅
  • レインボー
  • キリン柄、ゼブラ柄

機種によりパターンや信頼度は変わってきますが、今では多くの機種で当たり前のようになっていますね。

京楽系のパチンコを筆頭に、保留変化の信頼度などもカスタム出来るようになっているのは、自分好みに選べて非常に良いです。

ちなみに保留先読みとは、例えば3個先の保留で大当たりしている場合に、そこまで保留をまたいで続く演出のことですね。

保留変化と合わせて保留先読み演出も加わり、本当にアツい場合などは変動開始前から楽しめるようになりました。

保留が多いほど消化スピードが早い?

お金
この保留システムですが、一般的に保留が少ないほど演出が長い傾向にあります。

例えば玉を1個ずつ、演出が終わるまで待ってヘソに入れた場合、どの変動も中途半端に長く、無駄にリーチへ発展することも増えてきます。

これは保留が切れて画面がずっと停止してしまうことを防ぐためにどのメーカーも取り入れている工夫ですね。

全然当たらないようなガセリーチ、SPリーチではないちょっとしたリーチまで発展することなども多く、正直あまり嬉しくありません。

逆に保留が満タン、常に最大の4個を無駄玉を承知でずっと入れ続けた場合は、無駄なリーチなどにあまり発展せず、サクサク消化することが出来るでしょう。

このようなシステムから、保留が少ないときのSPリーチより、保留が満タンで発展したSPリーチなどのほうが大きく信頼度が上がります。

保留先読みや保留変化演出も、4個目の保留まで続いた変化の場合はかなりアツい場合が多く、パチンコの大当たりを期待できる瞬間ですね。

楽しみを増やすため、ある程度サクサク消化するためにも、保留はなるべく切らさないように3個、4個保留をベースとして打っていくことをおすすめします。

長く楽しむために覚えるべきこと


パチンコの勝ち方、勝つためにやる人にとって保留満タンで必ず手を止めることは当たり前。

そしてある程度は保留を溜めて消化を早くすることも知っており、それを実践しているため、同じ台を打っても一般客より収支がプラスになりやすいです。

ただこの辺の玉を減らさない感覚は、趣味として遊ぶ人でも間違いなく意識した方が良いです。

特に保留が満タンであるのに、長いリーチ中にずっと打ちっぱなしをしていることは、間違いなく損することをやっているので注意しましょう。

長く遊ぶにも出来ることなら勝ったほうが嬉しいですし、負け額は減らせることに越したことはありません。

好きな台を選び遊戯する場合でも、ホール側から特に注意されない程度の玉を減らさないことは実践しておきましょう。

毎日行くホールでは貯玉を作り再プレイを最大限すること、毎回お菓子の端玉だけは貯玉するなど出来ることは多いです。

よほどのお金持ち、全く気にしていない場合以外は、遊びでも減らさない努力をすることをおすすめします。