パチンコの確変・時短とは?それぞれの違い・意味・仕組みを徹底解説

パチンコを遊ぶ上で絶対に知っておくべきことが確変と時短の違いや役割。
最近の台では更に複雑になってきていますが、基本的には大当たりで出玉を獲得した後に、どちらかに突入することが多いです。
もちろんどちらもチャンスな状態であることは間違いありませんので、途中でヤメてしまうことは絶対にダメです。
今回は特に初心者へ向けてパチンコの確変・時短の仕組みを詳しくご紹介していきます。
確変(確率変動)とは?
確変とは確率変動の略で使われる言葉で、大きな意味としては大当たりの確率が変わったゾーンのことを意味します。
パチンコは通常時の大当たり確率が機種ごとに決められており、それが途中で変わることは絶対にありません。
その大当り確率が変動するのは、1度でも大当たりした後に突入する確率変動というモードに入らない限りあってはならないことなのです。
確変=もう1回当たると海シリーズなどで勘違いしているユーザーも多いですが、厳密に言えば大当り確率が変わった状態なので、ST中も全て確変状態になりますね。
この確変時を高確率時と記載されることも多く、スペック表には大体通常時の大当たり確率だけでなく、高確率時の大当たり確率も掲載されています。
例えばSTが100回転ある台で、高確率時の大当たり確率が1/70など当たりやすく変動しているため連チャンする可能性が上がるということですね。
ちなみに海シリーズなどの定番の確変機と呼ばれるものは、確変突入で大当たり確率も変わり当たりやすくなる上で、次の大当たりが確約された状態のことも確変状態と呼びます。
7図柄などの奇数の大当たりだと確変突入する確変図柄、それ以外の偶数は時短に突入する通常図柄となり、多くの機種は50%確変などの振り分けが存在しています。
時短(時間短縮)とは?
続いて時短とは時間短縮の略であり、通常時の変動よりも早く消化できることからこの名前が付けられています。
あくまで変動が早くなることだけで、確率変動とは違い大当たり確率が通常時と同じことが特徴です。
そして確変・時短ともに共通して言えることですが、電サポによる玉が減りにくいサポートがあるので、実質玉を減らすことなく抽選を受けられる時短でも十分チャンスのあるゾーンになります。
確変と違うところは、例えば通常時1/300ほどの確率を100回転サポートがついている間回せるだけで、必ず当たるわけではありません。
むしろ3回に1回しか確率上は当たらないので、チャンスモード・チャンスゾーンと呼ばれて、確変ほどは嬉しくないゾーンですね。
確変機の場合は50%~60%で確変or時短の抽選が行われており、連チャンするには基本的に確変を引き続けるか、もしくは時短で引き戻しをするかの2択となるでしょう。
確変機を例にして解説
P大海物語4スペシャル | |
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大当り確率 | 1/319.6 |
高確率時 | 1/39.7 |
ラウンド数 | 10R×10C |
確変突入率 | 52% |
電サポ回数 | 100or120回転 |
遊タイム | 低確率950回転で350回転の時短 |
大当り出玉 | 約1500玉 |
確変タイプの王道として昔から知られているのが海物語シリーズですね。
派生として多くのスペックは登場していますが、大当たりの出玉が10Rですべて統一され、確変or時短の2種類しかない誰でも遊びやすいシステムです。
通常時は1/319の大当たりを目指し、52%の確率で奇数図柄大当たりをすると、次の大当たりが確約されている確変に突入します。
昔から使われているのが台枠が紫になり、1/39.7と当たりやすくなる電サポがついて非常に嬉しいゾーンですね。
もし52%の確変を取れない48%は時短となりますが、まだチャンスはあり100回転or120回転の電サポがついた状態に入ります。
緑色の背景が使われているのが時短、ここでは大当たり確率が1/319と通常と同じですが、あまり玉を減らさずに消化することが出来て、次の大当たりを目指せます。
基本的にはどちらの大当たりでも電チューがパカパカ開く電サポが始動している間はチャンスなので終わるまでは絶対に打ちましょう。
帰らないといけないからと捨ててしまう人もたまに見かけますが、時短ですら3回に1回は当たる計算ですから、めちゃくちゃ損になるので、時間には余裕を持って遊ぶことをおすすめします。
ST機・V入賞・1種2種は別の考え方?
海物語のような確変ループタイプだと分かりやすいのですが、現在パチンコでは様々なスペックが用意されています。
ST機は比較的分かりやすく、100回転までは確変ですよといった同じ確変でも回数制限が付いているタイプなので分かりやすいですね。
ST機にも時短が搭載されている場合も多く、初回の50%を突破できると100回転のST、もし突破できない場合は50回転の時短などに分けられていることが多いです。
この場合の時短は通常確率と同じになりますので、当然ですがちょっとしたチャンスゾーンにしかなりません。
問題はV入賞が採用された1種2種混合タイプと呼ばれるスペックの台ですが、こちらでは一応確率変動が搭載されていない仕様となっています。
大当たりするとV入賞する確率が上がり実質的に1/10などで連チャンするなどと、ちょっとした意味合いが分かれているから確変機とは異なる仕組みになっているのですね。
基本的にはそこまで知らなくても良いですが、自分が打つ台がどのようなスペックか、把握することは遊ぶ上で必須です。
もちろん分からないうちは海のような簡単なスペックから、そして徐々にいろんな台を触っていき、楽しんでいきましょう。