パチンコのセグ・ランプにはどんな意味があるの?見方・使い方
パチンコの盤面には必ずセグと呼ばれる複数のランプ群が集まった箇所があります。
こちらのランプでは大当たりの情報、確変か通常なのか、そして潜伏をしているのかまで細かい情報が記載されているのです。
パチンコに打ちなれてくると、セグを見て楽しむのも1つの遊戯方法。
今回はこちらではセグ・ランプの見方や使い方、なぜこのような仕組みになっているのか詳しく解説していきます。
パチンコのセグ・7セグとは?
パチンコではどのような機種でも必ずセグと呼ばれる場所が存在します。
盤面のどこかにランプや7セグが纏めて配置されている場所のことを意味する言葉ですね。
最近では7セグを使わず、ランプだけで構成されている機種も増えてきましたが、昔はこの7セグと呼ばれるデジタル表示が主流でした。
7セグとは「7セグメントディスプレイ」の略で、上に画像として貼った数字の8みたいなLED表示を見たことがありませんか?
それぞれ個別に点灯、消灯出来ること、点を除くと7つのセグメントがあることから、7セグと言われているようです。
難しいことや仕組みは気にすることはありませんが、要はこのようなランプ・7セグにて内部の大当たり状態などをお知らせしてくれることが大きな役割となるでしょう。
セグを見ることで何が分かるのか?
そのようなセグ・ランプを見ながらプレイすることはユーザーにとって非常に重要です。
確変・時短・何ラウンドの大当たりかを見極めることが出来るのはもちろんのこと、例えば内部的な保留の数、スルー保留などもセグで表示してくれる場合もあります。
そして大きな利点としては朝イチランプや、ラムクリランプと呼ばれる内部状態を表した状態も見れることですね。
海シリーズなど、通常時に潜伏する可能性が全くない機種はあまり関係ないかもしれませんが、潜伏確変ありの機種は朝一は見るべき機種です。
前日に内部的な確変状態を維持したまま電源を落とし、次の日に電源をいれることで、「この台は内部的な確変ですよ」と教えてくれる機能が朝イチランプの役割ですね。
これにより店員さんが気付いてラムクリをしていない限りそのまま美味しい台が朝一で残っている可能性があります。
また最近では遊タイム機能が搭載されたことにより、ラムクリをしたか否かを見極めるラムクリランプとして、打つ前に見る人は増えてきた印象ですね。
前日ハマっている台などをラムクリすると、ランプ群が特定の形になることが多く、それでホール側の対策を見極めることにも使われています。
ラウンドランプで先にR数を知ることが出来る
まずこのランプを見て楽しめる要素として、4Rや10Rなどの大当たり振り分けを先に知ることが出来ます。
楽しみはとっておきたい人も多いでしょうが、大当たりした時点で、多くの機種はこのようなラウンド振り分けのランプが点灯します。
4Rや6Rなどの小さな当たりだとしても、先に10Rランプが点灯することで昇格確定ですし、10RがSTや確変継続濃厚であればランプを見ただけで非常に嬉しいですね。
ただ知ってしまうと嫌でも目に入ってしまうため、演出などで楽しむ人は、この部分を隠して遊戯している様子も伺えます。
ですが昔の2R潜伏や小当りの違いを見抜くために、この大当たりランプを凝視していた時代もあるのです。
要は2Rが光っていると2R通常・2R確変のどちらかを必ず引いていることになるので、内部的に確変かもしれないことを察知するため、ラウンドランプを通常時でも見ることは多かったです。
確変・時短の振り分けを知ることが出来る
最近はST機・1種2種混合タイプが流行ってきており、海シリーズのような純粋な確変機は少なくなってきました。
ですが確変・通常どちらを引いたのか見極めるため、内部確変を察知するためにこのようなセグの形を把握することも当時主流です。
先程のラウンドランプはあくまで4R・10Rなどのラウンド数を知るためのランプでしたが、同時に大当たりした際の特図として、このようなセグが毎回違った形に停止することがあるのです。
7セグを使ったパターンでなく、最近ではランプ群での停止型から通常・確変を知るタイプも増えてきましたね。
昔はこの確認が必須だった理由として、通常時に小当りである2R確変・2R通常のどちらかを知る唯一の方法がこのセグを確認することだったのです。
昔の慶次など懐かしいですが、特殊ステージに移行することで内部的に2Rが当たった後は当然チャンスです。
ですが通常状態なのに予算以上に打ち続けるのは全く意味がありませんよね?
ですのでセグの形を覚えていると、今のは通常だからいつヤメても良い、今のは潜伏確変濃厚だから絶対にヤメてはダメなどの判断が出来るのです。
大当たり後も電サポが付かない潜伏確変などを知る方法として使え、最近だと「J-RUSH」などが確認すべき台となります。
大当たり後の電サポ回数が少ない台で即やめしていいのか、それとも潜伏を追ったほうがいいのか、何となくではなく自信を持って決められるので、セグを把握することおすすめです。
朝一の潜伏ランプを確認できる
先程の「J-RUSH」では、電サポの回数が少なく、当たった後に内部確変のままヤメてしまう人が実は結構います。
そのような状態で次の日になると、画像の左下の部分が光っているので、内部確変がすぐ分かりますね。
ちなみにこの台が登場した2021年は遊タイム付きのパチンコが増えてきて、このような朝一潜伏ランプで美味しい思いをする台は減ってきました。
ですが逆に考えるとホール側の対策でのラムクリは少なくなり、ライバルも少ない状態なのですね。
もしあなたが通っているホールでバラエティなどに設置しているなら、朝はとりあえず見に行ってみるのもアリです。
他にも台数は少ないですが、このような潜伏が分かる台を知っているだけでも、お得にパチンコで勝つことが出来るかもしれません。
プロはほとんどセグを見ている
ラウンドランプなどは単純に楽しむためですが、スルー保留の確認など、意外とランプ群の役割を調べるのは重要です。
出玉にも関わってくる部分ですし、瞬時にセグを見て止め打ちを判断している上手なプロもいるほどですね。
ある程度パチンコに打つことに慣れ、さまざまな機種のスペックを理解したあとには、このようなセグ・ランプにも注目してぜひ楽しんでみてください。
意外と使う場面は多く、特にラムクリアされていないかの確認で、とりあえずどんなホールでもハマり台はチェックしてみましょう。
前日のハマっている履歴で誰も座っていない場合など、セグを見てプロが狙わなかった可能性もあるので、知らないでそのまま狙うと普通に打っているのと変わりません。
機種ごとに見る部分や細かい仕様は違いますので、そこも合わせて知ることで知識が増え、勝ちを目指しやすくなることは間違いないでしょう。