電サポ中の止め打ち・プロがやっている玉の増やし方、技術介入方法
パチンコで玉を減らさない、増やす工夫として電サポ中の止め打ちが挙げられます。
時短・確変など消化回転数が少ない場合はあまり関係ないですが、確変タイプなどで100回転消化して玉が減っていくことは経験しませんか?
昔の機種は甘く、技術介入により電サポ中も玉が増えていくような台もありました。
現在では減らさないような止め打ちが主流ですが、今回はそんな止め打ちの効果、簡単なやり方を詳しく解説していきます。
電サポで玉が減らない仕組み
まずは大まかなパチンコの仕組みから軽くお伝えしておきます。
パチンコで大当たりすると、多くの台は確変・時短いずれかのチャンスタイムに突入する流れになります。
通常の左打ちだと、ヘソやポケットに玉が入る以外は、ガンガン玉がこぼれて1000円あたり250玉出てくるのに対して、20回転前後しか回りません。
20玉スタートに拾われるだけで実質230玉くらいは無駄玉として消費していくことが当たり前です。
ですがこの確変・時短に入ると、左打ちでも右打ちでも「電サポ(電チューサポート)」が始動して、玉を多く拾ってくれます。
ヘソもこの電チューもそうですが、1個玉が入ると、1個以上戻ってくる仕組みなので、拾い続けてくれる限り玉が減ることはありません。
ただし、この電チュー開放もアタッカーと同様にタイミング次第では閉じていることも全然ありますね。
パカパカと一定のパターンで開閉することがほとんどですので、そのタイミングに応じて玉を打つ、止めるを繰り返すのが電サポ中の止め打ちになります。
増えなくなった理由は「返し個数」
更に詳しく電サポ中の玉増減についてお伝えしますが、現在の機種では玉が増えていくことはなくなりました。
この大きな理由は電チューに玉が入ったときの賞球が単純に減って1個返しが当たり前になってしまったから。
通常時、ヘソに玉が入ると3個くらい玉がジャラっと上皿に出てくるイメージありませんか?
これはヘソに1個玉が入ると、賞球が3個、すなわち3個返しという機種が多いためヘソに入れ続けることが出来れば実質増えていきます。
電チューに入賞した際の賞球は昔は2.3個の台があったため、「2個返し、3個返し」が主流となり、しっかり止め打ちすることで増やすことが技術介入としてありました。
ですが規制の影響もあり、最近の台はすべて電チューの賞球は1個返しになっており、どんなに上手に止め打ちしたところで玉が増えることはありません。
ですので現在電サポ中の止め打ちは、いかに玉を減らさないかが重要になってきます。
また流石に昔のように玉をこぼしすぎるとガンガン減っていくため、右打ちの受け皿として1個返しのポケットが下部に設置された台も増えてきました。
止め打ちの大まかな流れ
ではこれらを踏まえて実際に電サポ中の止め打ちをする流れを詳しく見ていきましょう。
機種によっては複雑なパターンもありますが、慣れてくるまでは全然簡易的な方法で良いですし、最初はよく打つ機種からどんどん慣れていくことをおすすめします。
- 大当たり後、時短or確変に突入
- 玉がスルー通過で電チュー開放抽選
- 内部的に電チュー保留も存在する
- 電チュー開放パターンに応じてパカパカ
- こぼれないように少しずつ打ち出し
- パターンやスルー通過率に応じて調整
慣れるとすぐ覚えますが、電チューが開放するにはスルーを通過する必要があり、通過1回につき電チューが開くための保留が溜まっている感覚です。
ですので電サポが途切れずに拾ってもらうためには、スルーの調整が良くないといけないので、マイナス調整だとガンガン玉が減っていくのです。
基本的には1個通過で1回電サポが開くのではなく、2~3回の開閉が1セットとして消化されるわけですね。
スルーに何回も通過した場合には、この1セットが繰り返されているイメージなので、機種ごとに開閉パターンを覚える、もしくはよく観察をしてみましょう。
スルーの位置・調整にまずは注目
まずは電サポの抽選を受けるために大事なスルーの位置ですが、海物語シリーズなどは盤面の上部分、玉が流れていく途中に設置されています。
左打ちの台はヘソの両サイドが電チューになっているので、実際にそこまで玉が流れて拾われる確率は低くなっています。
ですのでこぼし玉も多いですし、上手く止め打ちをやって効果的に打ったとしても、スルーの調整が厳しくて変に止め打ちするとそもそも回らなくなる問題が発生します。
例に出した一般的な海物語だと、電チュー開放したタイミングで3個打ち出し止める、また電チュー開放して3個打ち出すを永遠に繰り返すだけで、簡易的な止め打ちになります。
こぼし玉は打ちっぱなしにするよりかなり減りますが、打ち出す玉が減ったことでスルーを通過しにくくなることで、そもそも電サポが開かなくなる可能性が結構あります。
右打ちの台はスルーがこぼしようのないところに設置されていることが多いため、あまり気にすることはないでしょうが、スルーの位置は要確認ですね。
入りやすい位置にあったとしても極悪な調整をするホールでは、このようなスルー調整をマイナスにして玉を削る方針をとっている場合もあります。
そこまで削られると止め打ち自体の効果が無くなってしますので、期待値・仕事量的に減ってしまうこと前提で立ち回る必要があります。
保留ハズレ、複数開放パターンに注意
右打ち機種でパターンが一定の台では止め打ちはかなりやりやすい形になっています。
こちらは少し見にくいですが、「とある魔術の禁書目録」の右打ち時のスルーと電チュー(上部アタッカー)になります。
右盤面の上部にどちらも設置されているため、他の機種に比べると玉をこぼす可能性は低くなっています。
とあるの止め打ちは、電チューが閉まったタイミングから7発打つをひたすら繰り返すこと、開放パターンが1パターンでハズレもないため、ずっと同じなので簡単ですね。
難しいのが、スルー保留が外れることで1セットのパターンから次の開放パターンに移るまでのタイムラグが出てしまうこと。
またロング開放だけでなくショート開放のパターンなどが存在する台もあり、とあるのように一定の繰り返すだけで止め打ちが成功しません。
このような開放パターンなどを知るためには、電サポ保留の抽選結果が分かるセグまで見てから判断する必要もあるので、かなり上級者向けになるでしょう。
僕自身もそこまでシビアに技術介入できているわけではなく、難しい機種を打ち込むことになる以外は、簡易的な止め打ちで良いかなと思っています。
保留満タン、リーチ演出は手を止める
止め打ちの簡単な部分として、余計な玉を打たないことも技術介入の一つになります。
例えば1種2種混合タイプの台などであれば、回転数自体が極端に少なく保留満タン+残り保留くらいしかそもそもチャンスがない台も多いですよね。
シンフォギアシステムと言ったら分かりやすいでしょうか、このような台では実際保留満タンにさえなれば、それ以降打つ必要は一切ありません。
また確変・時短中に長いリーチが来るのであれば、その瞬間に手を離していたほうが当然玉が減る可能性がなくなるので、しっかりと止める癖をつけることをおすすめします。
ガセっぽいリーチであればそのまま打ち続ける選択肢もありますが、ここはスルーの調整次第で変えていくべきですね。
スルー調整がよく、ポケットもある台だと、止め打ちをせずに打ちっぱなしでも玉が全然こぼれない台もあるので、その場合は逆にスルー保留を切れさせるほうがマイナスになる可能性もあります。
このように機種によってどのは打たなくて良い、打ち続けたほうが良いなど大きく変わってきます。
遊タイム狙いなどであまり打たない機種などは当たる前に軽く調べておくこと、何度も打つ機種はしっかりと細かい止め打ちまで把握しておきましょう。
何度も打つ場合は大きく差が出る
ザックリとですが止め打ちの方法や注意点をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
タイミングよく玉を打ち出す、止めるなどを繰り返すことにより、少しでも確変・時短中の玉が減るスピードを抑えることが出来るでしょう。
細かいことですが、大当たりラウンド⇒電サポに移る際も、気を抜くと無駄玉を打ってしまうタイミングなので意識して止めることが重要。
開放パターンなども絡めた止め打ち、強弱のハンドルを細かく動かすような上級者打ちなどはなれないと難しいですが、全体的に止めることは誰でもできること。
演出パターン次第では保留が変化した時点で大当たり濃厚な設定なども出来るので、そのような台は無駄玉を減らすために設定を変えておくことがおすすめです。
細かいことですが最終的な獲得できる出玉はそのようなスキルにより大きく変わるので、パチンコをメインで勝ちたい場合には毎回意識して打っていきましょう!