差枚数管理とは?スロットのAT機で見られる枚数上乗せの仕組みと意味

スロットでは上乗せと言えば「300G」などゲーム数が乗り長く続くことでメダルも増えていく仕様でした。

それが5号機AT時代から「差枚数管理」という仕組みの台がどんどん出てきましたね。

意外と短命で終わると思いきや6号機でも差枚数管理タイプの機種はどんどん出ておりメーカーとしては作りやすいのでしょうか。

今回はそんな差枚数管理の意味、そしてシステムが搭載されている主要機種をご紹介していきます。

差枚数管理とは?

考え方
差枚数管理、正式に言うと差枚数管理型ATということで、AT機のみに追加された機能です。

ゲーム数管理の場合、上乗せや残りが全てゲーム数にて表示されていましたね。

それが差枚数管理型では残り〇〇枚など獲得枚数自体を上乗せ、その枚数を獲得することで終了という事になりました。

「+100枚」など数字がかなり大きく偉そうに煽っているように見えますが、純増2枚のAT機であれば50Gほどの上乗せ程度にしか値しないということですね。

派手な数字を魅せることで盛り上げたかったのか、純粋に差枚数で管理したほうが作りやすかったのかメーカーにしか分かりません。

ではそんな差枚数管理タイプとして登場している機種をご紹介していきます。

差枚数管理型のAT機種一覧

化物語(5号機)
設定 AT初当り 機械割
1 1/215.5 97.4%
2 1/207.5 98.6%
3 1/199.4 100.8%
4 1/191.9 103.5%
5 1/181.1 107.1%
6 1/155.4 112.4%

5号機時代にやはり枚数上乗せとして人気が高かった機種は「化物語」で間違いないでしょう。

こちらはATのみで枚数を伸ばしていく仕様で、普段は100枚~200枚前後で終わってしまうのですが、上乗せがかなり多いことで有名です。

特化ゾーンに入り事故れば+2000枚や+5000枚など出したという人もいて、ゲーム数上乗せの上限300Gなどを軽く突破してきたことで最後まで打つ人は多かったですね。

人気版権ということもあり、6号機でセカンドシーズンが登場しましたがやはり有利区間制限があると厳しい印象です。

サラリーマン番長2(6号機)
設定 初当り合算 機械割
1 1/346.6 97.8%
2 1/322.2 99.2%
3 1/316.7 101.0%
4 1/278.9 104.1%
5 1/291.9 108.2%
6 1/212.5 112.6%

6号機では番長シリーズの最新作として「サラリーマン番長2」が差枚数管理タイプとして登場しました。

番長シリーズでは初めての枚数管理と思うのですが、やはり打ってみても完走制限があること、ゲーム数上乗せのような嬉しさが無いことで楽しさが薄れた印象。

個人的にはまだまだ触った経験が少ないのですが、ホールでは通路になる一方でどんどん設定状況は悪くなっていますね。

ただ番長3もジワジワと増台してメインとなる機種に変わっていったこともあり、時期によってはまた人気になるかもしれません。

その他差枚数管理タイプの機種
号機 メーカー 機種名
5号機 sammy 輪廻のラグランジェ
5号機 高砂 戦律のストラタス
5号機 SNK サムライスピリッツ
5号機 KPE 激闘!西遊記
5号機 オリンピア ラブ嬢
5号機 オリンピア 主役は銭形2
5号機 オリンピア 麻雀物語3
5号機 ディライト 翠星のガルガンティア
6号機 SANKYO 蒼穹のファフナーEXODUS
6号機 ユニバ まどかマギカ 叛逆の物語
6号機 ビスティ エヴァンゲリオンフェスティバル
6号機 ネット スーパードラゴン
6号機 KONAMI スカイガールズ
6号機 サンスリー ヤッターマン絶対正義

※随時追加中

10枚と10Gは大きな違い

化物語 上乗せ
色々と機種を紹介してきましたが、やはり上乗せというのは個人的にゲーム数の方が良いかなと思いますね。

例えば5号機の「化物語」だと特化ゾーンに入り爆発させない限りこのように「+10枚」ゲーム数に換算するとたった3G~4Gの上乗せです^^;

やはりゲーム数がモリモリ増えていって、その間にまた事故らせるというパターンが一番スロットとしては優秀なのではないでしょうか。

ゲーム数上乗せ、もしくはセット数上乗せなどガンガン乗せるタイプが長く人気になっています。

いずれにせよ6号機になり有利区間の問題でどちらでも事故って2400枚ですからね、それが撤廃されない限りはどう考えても楽しめないかなと思います。

一撃で500枚や1000枚乗っても確かに嬉しいですが、終わりが決まっているほど悲しいことはありません。