これで逃さない!パチンコ「潜伏確変」の見分け方・仕組み
潜伏確変とはその名の通りですが、せっかくの当たりやすい状態の確変が潜伏すること。
これにより気付かないまま捨ててしまうユーザーもいますし、逆に美味しい台を拾うプロもいます。
パチンコの大当たり1回の期待出玉はミドルタイプで非常に大きいものですので、当たりやすい状態を取り逃すことは絶対にあってはいけません。
今回はそんな潜伏確変が発生する仕組みや、どのようなことに注意すれば良いのかを詳しく解説していきます。
潜伏確変とは?
潜伏確変とは、内部的に大当たり確率が変動して当たりやすい状況で、電サポがついていない状態のことを意味します。
パチンコの確変機は、大当たりした後に、電サポのついた確変・時短どちらかに行き、次の大当たりを目指すことがほとんどです。
電チューがパカパカ開いて玉が減りにくいモードなので、当然ですがヤメることはありませんし、連チャンが終わると電サポも終了するので、その時にヤメることが出来ます。
ですが潜伏確変が採用されている台の場合、大当たり後に50%の確率で潜伏する仕様などであれば、見た目上分からなくても、内部的に当たりやすい状態が継続することがあるのですね。
多くの場合はこの潜伏を示唆するステージやモードに移行する、演出が頻発するなどヒントがあることは多いですが、全く何も示唆がない、通常時と同じ感じな場合もあります。
せっかく確変に入っているのに、それに気付かず捨ててしまうことが一番もったいないことになり、スペックを知らないまま打つことは非常に怖いですね。
ですのでまず自分の知らない機種、新台などに座る際には潜伏する場合があるのかしっかりと把握した上で打つようにしましょう。
最近は潜伏確変が搭載された台は減っていていますが、逆に詳しく知っていると美味しい状態で捨てられた潜伏確変状態を拾うことも出来るかもしれません。
2Rの小当りである突然確変があった?
CR花の慶次~斬 | |
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大当り確率 | 1/399.25 |
大当り確率(確変時) | 1/39.93 |
確変突入率 | 80% |
大当り出玉 | 約550玉~約1660玉 |
個人的にですが潜伏確変として思い出深く、仕組みを理解するのに勉強になった機種が「花の慶次~斬~」、2009年に登場した慶次シリーズの2代目となります。
こちらは目に見えて分かる大当たりの他に、通常時のモード移行時に当たる2Rの突然確変、いわゆる突確と呼ばれる仕組みが採用されていました。
エヴァンゲリオンシリーズでもこの2Rの突確が採用されており、通常時に暴走モードに入り、次回の大当たりを目指せる2Rの大当たりがありました。
2Rといってもアタッカーが露骨に開き玉を獲得出来るわけではなく、狙え演出なども一切なく注意して見ておかないとわからないほどですが、暴走モードの場合は普通に電サポありになるので、誰でも確変に入ったことがわかります。
ですが慶次の場合は、通常時のモード移行時に2Rランプがつき、さらに花びらのセグを確認して通常or潜伏を見極めることが必須でした。
リーチハズレ後などに特別なステージに移行した場合、内部的に実は2Rの大当たりをしていて、それが2R通常・2R確変のどちらなのか?という感じですね。
例えば投資が結構膨らんで、ヤメようとした場合にステージ移行して2Rランプが点灯するとどうしましょうか?
セグでの判別が出来ていないと、ズルズル打ってしまいますし、結局2R通常で全然ダメだった苦い経験も多くあるので、最初からしっかり把握することで悔しい思いをせず遊べたのです。
大当たり後に潜伏確変があるパターン
PF革命機ヴァルヴレイヴ2 | |
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大当り確率 | 1/319.7 |
大当り確率(確変時) | 1/32 |
確変突入率 | 50%(70回転まで) |
大当り出玉 | 約550玉~約1660玉 |
2021年4月に導入された、潜伏確変がある機種としては比較的新しい台となります。
70回転までのST機となりますが、電サポが8回転しかつかず通常に落ちてしまうことがあるので、すぐにヤメないように注意しましょう。
引用元:DMM.ぱちタウン様
通常時、ヘソでの大当たり振り分けはこのようになっており、23%は8回転の電サポ、そのうち半分くらいが確変状態にあるということですね。
ですのでもし8回転で通常に落ちてしまっても、70回転まで回すことで取りこぼしは一切なくなるので、分からない場合はそのようにして打つことをおすすめします。
因みにこちらもセグやV入賞の状況から通常を見切って即ヤメすることも出来ますし、特殊ステージから抜けた時点で通常確定するので、演出などにも注目です。
逆に仕組みを理解していない人が、70回転以内でヤメた場合は、それを潜伏確変狙いで打つことも出来るでしょう。
潜伏確変のまま終わると次の日確変スタート?
そしてもう一つ潜伏確変において知っておくべきことは、内部的に潜伏確変状態で終了した場合、次の日に残っている可能性があるということです。
パチンコ屋は閉店時間が決められており、大当たり中の台や確変・時短などの連チャン中の台はその時点で打ち止めとなります。
そんな大当たり状態の台をそのまま次の日に残しておくほど甘くはなく、忘れた場合を除き基本的にはすべてラムクリされ通常状態から始まるのですね。
これは常識であり、前日連チャン中にヤメられていたから、次の日に狙いにいけるというわけではありません。
ですが潜伏確変の場合は、そもそも店員さんが気付かないことが圧倒的に多く、さらには電源ON/OFFにより朝一ランプが点灯する台がほとんどなので、ランプを見ただけで判断出来るのです。
例えば先程のヴァルヴレイヴ2ですが、8回転の電サポ抜け、残り保留も消化した12回転で閉店間際にヤメられたとしましょう。
特殊ステージにはいますが、通常状態ですのでラムクリされることなく次の日を迎えることで、もし内部的に確変だと左下のランプが点灯して教えてくれるのですね。
もちろん朝一ランプを対策して、ラムクリされると意味はありませんが、残してくれるホールもあるので、このような特定の条件がある場合は朝から狙うことがチャンスになるでしょう。
確変状態はかなりの期待値なので注意
潜伏確変の状態は、当たるかもしれないではなく、明確に当たりやすい状態にいます。
電サポがない場合に気付かず捨ててしまうことは、大きな連チャンを逃している可能性もありますし、期待値的に大損することになってしまいます。
大当たりを目指すことがパチンコを打つ目的ですから、遊びやプラスマイナスゼロを目指すだけでも絶対に知っておくべき情報ですね。
プロとして立ち回る場合も、例えばスロットメインでやっていても、このような潜伏確変の仕組み、朝一ランプが付く可能性なども知っておくと有利に立ち回ることが出来るでしょう。
もし分からない場合はなるべく潜伏確変が搭載されている機種は触らず、海などでまったり遊ぶことも正解です。
ミドルタイプは特に1回の大当たり期待値が非常に大きいので、当たりやすい確変状態を捨てることにはならないよう注意して遊ぶことをおすすめします。