スロットのゾーンとは?ゾーン狙いで勝つことが出来るのか徹底解説!

スロットで稼ぐための考え方である「期待値を積む」という行為にはいくつかの手法が存在します。
大きく分けると設定狙いとハイエナ稼働になりますが、そのどちらにも何通りかのパターンがありますね。
今回はハイエナ稼働でメインとなる天井狙いではなくゾーン狙いについて解説していきますが、そもそもゾーンとは一体何なのかよく分からない人もいると思います。
あまり意識せずにやっている方も多いかもしれませんが、注意すべき点は天井狙いよりも多いので改めて確認していきましょう。
スロットのゾーンとは?
スロットには抽選方法が基本的に3つあり、機種によりどの当たり方が採用されているかが変わってきます。
まず誰しもが分かりやすいのはジャグラーのように光ったら当たりという、ある一定の確率で大当たりが抽選されている単独抽選が有名ですね。
レバーを叩いた時点で1/130~1/150などの確率で大当たりを抽選しているので、シンプルで分かりやすく毎ゲームチャンスがある仕様ですね。
続いて分かりやすいのはレア小役などを引いた際に抽選されるレア小役同時当選のパターンですね。
ジャグラでもチェリーを引いた際に光る、先ペカでチェリーが揃ったなどの場合はチェリーとの同時当選したということになります。
そしてゾーンとはこれらに全く関係なく、特定の当たりやすいゲーム数内で大当たりに当選するという内部的に決められたゲーム数到達で当たります。
ゲーム数解除などとも言われていますが、これが比較的当たりやすい部分のことを「ゾーン」と呼んでおり、当然他のゲーム数に比べて当たりやすいわけですから、狙い目となるということですね。
ゾーン狙いの基本的な考え方
スロットの中には救済機能として特定のゲーム数で必ずATやART、またはCZなどに当選する天井というものが搭載されている機種があります。
この天井を狙って打つのが天井狙いですが、機種によってはそれとは別にATやARTが当たりやすい特定のゲーム数が存在する台もあり、その当たりやすい濃いゲーム数だけを狙って回すのがゾーン狙いの基本となりますね。
そのような台が何台もありますが、ここでは「押忍!サラリーマン番長」を例にして解説をしていきます。
押忍!サラリーマン番長 | ||||
---|---|---|---|---|
![]() |
||||
タイプ | ATタイプ | |||
天井 | 最大1069G+α |
この台は天井も搭載されていますがそれとは別にモードによってATに当選しやすいゾーンがあります。
例えばモードAならば百の位が偶数(200,400,600,800)のゲーム数がゾーンであり、それ以外のゲーム数と比較すると当選確率が2倍以上にはね上がります。
この2倍以上に当たりやすいゾーンだけを打っていれば当然勝ちやすくなることはわかりますよね?
その台や状態によって異なる当選しやすいゲーム数を狙い打つ、これがゾーン狙いです。
ちなみにゾーン狙いにはリセット狙いや天国モード狙いなども含んで説明していることが多いのですが、ここではその2つを省いて解説しています。
リセット狙いや天国モード狙いに関しては他の記事で詳しく解説しているので気になる方はそちらもチェックしておいてください。
短時間で高時給!?天井狙いとの違い
天井狙いとゾーン狙いにはある大きな違いがありますが、それがなんだかわかるでしょうか?
それは天井狙いは基本的にATやCZなどなにかしら当選するまで打つのに対し、ゾーン狙いは当選しなかったとしてもゾーンを抜け次第すぐにやめなければいけないという点です。
当選しやすいゲーム数を狙い打っているのに、そのままずっとだらだらと打ち続けてしまったら養分打ちと変わりません。
そしてこれは天井狙いと比べると大きなメリットでもありますし、大きなデメリットでもあります。
- 消化時間が短い
- 投資が少ない
- 台数を多く打てる
まずはメリットの部分をまとめてみましたが、やはり時間効率の良さが大きなポイントになっています。
天井狙いが1台あたり平均して30分ほど時間がかかるとすれば、ゾーン狙いは1台あたり5~10分程度です。
もし期待値が同じ500円だとすれば天井狙いの時給は1000円ですが、ゾーン狙いでは3000円以上です。
また、天井狙いでは2~3万円ほど投資することも多々ありますが、ゾーン狙いは消化時間が短くなったぶん投資も少なくなります。
台の性能やボーダーにもよりますが、大体3~4千円といったところではないでしょうか。
1台にかかる時間と投資が少なくなるので台数も多く打ちやすいです。
ここまで見ると良いことばかりのように思えますが、デメリットの方もちゃんと見ていきましょう。
- 1台あたりの期待値が低い
- 当選しない場合もあるので収支がブレやすい
- 狙い目やヤメ時の調整が難しい
これも機種によるところがありますが、天井狙いの場合1台あたりの期待値ボーダーは大体2000円前後のことが多いです。
2000円どころか5000円以上の期待値が取れる機種も多くあるのに対し、ゾーン狙いの期待値は大体が低くなります。
例えば、先ほども例に出した「押忍!サラリーマン番長」のゾーン狙い。
スロットで勝っている人は必ず打っているというほど主流の狙い目ですが、期待値は500円程度です。
それに加え、天井狙いと違って当たらずに出玉が0のままやめることも多いので収支がかなりブレやすく安定しません。
ゾーン狙いはわかりやすく言えば、天井狙いに比べてローリスクローリターンの狙い方といえますね。
最後のデメリットの項目である狙い目やヤメ時については初心者の方が一番気をつけるべき点なので次で詳しく解説していきます。
ゾーン狙いのボーダーに注意
初心者の方でもここまで見ていただければゾーン狙いのことをある程度は理解してもらえたと思います。
しかし実践するときには、ここからの注意点をしっかりと頭に入れておいてください。
まずはゲーム数の狙い目についてですが、少し調べれば様々な媒体でボーダーを出しているのでまずそれを確認しておきます。
そして実際にホールで打つときには絶対に浅めのボーダーで打たないようにしましょう。
これを意識せずにボーダーを少し下げたりしてしまうと、ただでさえ低い期待値がさらに下がります。
時間効率を重視したゾーン狙いでは少し期待値が下がるだけで時給がガクンと落ちます。
天井狙いの場合は状況によって狙い目のボーダーを変える必要もありますが、ゾーン狙いでは効率を重視する分シビアに狙い目を設定しましょう。
大げさに聞こえるかもしれませんが、はじめは1ゲーム単位でボーダーを守っていくのが間違いないと思います。
ケースによって変わる様々なヤメ時
ヤメ時に関してですが、狙い目よりさらに厳しく見極める必要があります。
これは台によっての前兆演出などにも関わってきますが、当たりやすいゾーンを抜けた瞬間にヤメなければ期待値が下がってしまうということです。
当たりやすいゾーンを抜けるということは、そこからの回したゲームは当たりにくいゾーンということになります。
ここをだらだら回していたら期待値が下がって当然ですよね。
これを見極めるためにはしっかりとしたリサーチとある程度の経験が必要になります。
前兆の演出が極端にわかりにくい台もあるので注意しながら覚えていきましょう。
また特定ゲーム数の前兆の有無がヤメ時に関わるというテクニカルな台もあります。
これについては「地獄少女 宵伽」という台を例にして解説していきたいと思います。
地獄少女 宵伽 | ||||
---|---|---|---|---|
![]() |
||||
タイプ | A+ARTタイプ | |||
天井 | ART間1200G+α |
この台にも天井とは別にゾーンがあり459(じごく)ゲームがチャンスとなっていますが、当選確率自体はかなり低いです。
それなのになぜ狙い目になるかというと、459ゲーム到達時に前兆がなければ800ゲームでの当選確率が上がるという仕様になっているからです。
459ゲームを狙い目で打って前兆が起きなければそのまま天井狙いに切り替えることになるので、演出を見極めてヤメ時をかなり調整する必要があります。
このような台があるため、事前に確認して打つことによって稼げる金額が大幅に変わってきます。
勝つために不可欠なゾーン狙い
1ヵ月などの短期的なスパンで安定して稼ぐためにはやはり天井狙いがメインの狙い目となります。
しかし1年単位などの長期的な目線で見ればゾーン狙いも大きく収支に影響してくるでしょう。
また期待値を多く積むためには1日単位で効率よく動かなければなりません。
その時にゾーン狙いもできるということが圧倒的なアドバンテージとなります。
注意するべき点も多いですが、勝つためには避けては通れない道なので少しずつでも勉強しながら実践していきましょう!