スロットにある天井とは?天井狙いの正しい仕組みと狙い出す判断

2020年6月19日

スロット 天井

スロットには救済機能として、機種によっては昔から「天井」が決められており、ある一定のG数回すと当たったり何かしらの恩恵を受けることが出来ます。

ユーザーにとって必ず当たるというのは、嬉しいシステムであることは間違いありません。

そんな天井に近い台だけを狙って行く勝つための立ち回りが「天井狙い」と言われているわけですが実際にどのようにすればよいかご存知でしょうか?

今回は天井の仕組みを始めとして、天井狙いをして勝てるという根本的な根拠からお伝えしていきます。

天井には様々な種類が存在する

種類
まずは天井について、どんな機能があるのかを全て把握しておく必要があります。

最近ではホール側も台の横に天井の詳細が書かれていたり、台説明にも天井が記載されているので分かるようになっています。

当然サイトやブログなどでも書かれていることなので、調べれば1発で分かることなのですが皆がそうするわけではありませんよね。

ただ勝ちを目指して行くのであれば天井は必ず把握してヤメる際の押し引きに使う必要があるでしょう。

では実際にどのようなパターンの天井があるのか機種を例にして挙げていきます。

5号機だと撤去されている可能性もあるので、まだ長く設置が可能な6号機メインで見ていきましょう。

1.ゲーム数天井

Re:ゼロから始める異世界生活
天井 777G
恩恵 白鯨攻略戦確定
(小当たり)

一番シンプルなのはゲーム数によって発動する天井しかないタイプです。

リゼロの場合は、777Gにきっかり当たるというわけではなく、740G前後から前兆演出が始まり777Gまでには当たるというものですね。

このようなゲーム数の場合はデータカウンターさえ見ておけば問題なく誰でも意識することは出来ます。

中途半端に500Gなど回してしまったなら、当然天井まで打ったほうが損しないし、ヤメどきも天井当たりが終わったらヤメ。

天井狙いをする際にもゲーム数ハマりを見つけたら座るということを繰り返すだけなので、下手な台に座らない限り特に注意点はないでしょう。

ヤメ時が有利区間引き継ぎなど複雑なパターンはありますが、打ちながら把握するだけでもOKです。

2.特定区間ハマり天井

バジリスク絆2
G数天井 有利区間(BT)800G
恩恵 同色BC確定

5号機のバジリスク絆を打っている人なら分かると思いますが、初当たりの軽いBC(バジリスクチャンス)を何回も引いて、纏まった枚数を得るATであるBT(バジリスクタイム)を目指すゲーム性。

バジ絆2のポイントはBCを引いただけでは天井がリセットされないということですね。

例えば朝一リセット状態から500G回してBCに当選したとしましょう。

それで当たったからヤメというのは損していて、残り300G回せば天井恩恵である同色BCに当選するということになります。

座ったからには有利区間800Gをしっかり回し切って同色BCを消化した後にヤメ、もしくは途中でBTに当選した場合も有利区間がリセットされるのでBT後にヤメの2択となるでしょう。

この狙い方はデータカウンターが当てにならないということは知っておきましょう。

BCが大当たりとしてカウントされることがほとんどなので、実際のハマりG数を知るにはPUSHボタンを押してサブ液晶で判断する必要があります。

このようにデータカウンターで隠れるのは5号機では「ボーナス間天井」「ART間天井」がありました。

データカウンターのゲーム数=天井までのゲーム数というわけではないので、他機種よりも狙いやすい仕様となっています。

3.特定スルー回数ハマり天井

バジリスク絆2
スルー天井 同一有利区間内で
最大BC7スルー8回目のBCでBT当選
恩恵 BT確定

また同じバジ絆2でのことですが、〇〇が何回スルーしたら次回はAT確定みたいなスルー回数に応じた恩恵が設定されている場合があります。

データカウンターと台の仕組みを理解していないと中々難しい狙い方かもしれません。

例えば実践ではほとんど無いことですが、朝一から10G毎でBCを7回引いたとしましょう。

ゲーム数で言えば70Gしか回っていませんが、7回BCに当選している状態なので次のBCを引くと必ずBT(AT)当選するので普通に打つより間違いなく枚数に期待できる状態です。

これもヤメたら損する状態ですし、逆に仕組みをあまり理解していない打ち手が多い場合は、スルー天井狙いとして拾える事が出来るわけですね。

このスルー狙いは5号機のバジ絆でも存在しており、認知されるまでは結構拾いやすい狙い方でした。

天井狙いの根本的な考え方

ルール
天井の仕組みを把握したところで、実際に天井狙いをする際の考え方についてお話ししていきましょう。

まず天井狙いというのは、天井に近い台だけを狙い、当たりを1回とったらすぐにヤメて更に天井狙い出来る台を探すというのが基本的な動きになります。

天井恩恵というのは機種によって違うものですので、恩恵で平均どのくらいの枚数に期待できるのか、そしてどのくらいから打てば理論上プラスになるのかを考えて狙い目を決めるということです。

といっても自分で計算出来なくても、とりあえずは誰かしらブログなりで狙い目ボーダーを出してくれたりしていますので、参考にすると良いでしょう。

ここでは考え方を理解してもらうために、分かりやすい例を出しておきます。

例題の機種概要

・天井は通常時1000Gハマりで即当選
・天井恩恵はBIG(500枚)とREG(100枚)が1:1
・ボーナス合算確率は設定1で1/200
・設定1でのBIG:REG比率は1:4
・50枚(1000円)あたり50G回せる

期待獲得枚数を出す

天井到達した際に500枚と100枚の獲得が1:1なので、期待獲得枚数は平均で300枚になる。天井に行かなかった場合は5回中4回はREGなので期待獲得枚数は900枚÷5で180枚。

この2パターンを細かく天井到達率など計算して平均250枚(ザックリです)と仮定する。

天井までのG数で平均投資枚数を出す

700Gから打てば、300枚使ったら天井到達なので最大投資は300枚でトントン。そして途中で当たる可能性もあるので、平均投資枚数は200枚(ザックリです)と仮定する。

平均獲得-平均投資に期待値が生じる

結果的に700G~天井狙いをすると、平均獲得250枚に対して平均投資が200枚となり、その差が天井期待値となるので、50枚の期待値が生じる。

いかがでしょうか?

ちょっとだけ分かりにくいかもしれませんが、実際の機種に当てはめると非常に複雑で、正直自分では計算できないことが多いでしょう。

この複雑な計算をある程度やっている人がブログなどで紹介している「天井期待値」となりそれを参考にして立ち回るのが一番初心者としては入りやすいですね^^

ただ全て鵜呑みにするわけではなく、例えば天井期待値は「設定1」を前提として算出されていますが、「設定2」をベースとして使っている店舗ではまた期待値が変わってきます。

必勝ではないので要注意!

必勝
天井で必ず当選するというシステムがある限り、天井狙いでトータルプラスを目指すことは容易です。

大事なことは3つありますので、それさえ守ればまず勝ちを目指せる方法として普通に打つより初心者にはおすすめとなっていますね。

  1. むやみに打たない
  2. ヤメ時を必ず守る
  3. 毎回勝つわけではない

天井を意識して立ち回りをしますが、そう簡単に天井近くの台は見つかりませんので、ついつい違う台を打ってしまうことがあります。

そして天井で当たった後も他に打てる台がなく、結局続けてしまったなどは負ける要因となるでしょう。

その2つに注意しつつ、後は毎回勝つわけではないというのが大きなポイントですね。

数回やって負けたからといって諦めるのではなく、1ヶ月や半年など続けると結果が出てくるので勝ちを目指すなら続けることを意識してみてください!