パチンコ屋では揉め事が多い?10年以上プロ生活をした体験談と対策

2020年9月22日

揉め事

パチンコ・スロットで勝ちを目指して通っていると必ず揉め事やトラブルに遭遇してしまうことがあります。

やはりお金がかかっていることですから、危ない人もいますし怖い人に絡まれてしまったという経験を持っている人もいるのではないでしょうか。

ただ時代が進むにつれてパチンコ屋はどんどんクリーンになっていき、6号機時代ではそこまで揉め事に遭遇することは無くなってきました。

こちらでは僕が10年以上パチンコ屋に通い続けて遭遇した揉め事、そして巻き込まれないために意識すべきことをお伝えしていきます。

4号機以前の時代は修羅場だった?

夜の街
僕は5号機世代なので、始めた当初からパチンコ屋はかなりクリーンで、店員の接客や対応もしっかりしていたので、日常的に喧嘩や揉め事が起きているわけではありません。

2000年以前の話では、パチンコ屋はヤクザ物も多く、店員ですらパンチパーマでタバコ吸いながら店番するような時代だったようですね^^;

そんな環境だったので、出そうものなら因縁をつけられて店から引っ張り出されることもあったような喧嘩が日常茶飯事という今考えると恐ろしいです。

昔は1日で数十万勝つことも比較的多かったでしょうし、朝一から高設定確定・モーニングで大当たり仕込みなどもあったので朝から争奪戦になりますよね。

まあ、これらは全て昔の話で、ほとんどのホールでは今抽選で公平に入場順を決めることが多いですし、ちょっと揉めようものならすぐに出禁など厳しい措置がとられています。

自由な環境、殺伐とした雰囲気が好みだった人からすると物足りなさを感じるかも知れませんが、個人的にはクリーンで快適に遊戯できる方が良いのかなと思ってしまいますね。

プロや勝ち組はトラブルに巻き込まれやすい?

トラブル
揉め事を起こしやすいのは、当然ですがマナーが悪い・態度が悪いような人。

普通に楽しむ分には全く揉めることはありませんし、トータルで負けているような状況であれば別に誰も妬みませんし気にされることはありません。

問題は勝ちを目指してトータルでプラスを目指す場合やプロとして生活する場合ですね。

トータルで勝つということは、当然ですが他の人よりも出していることが多くなるので、目立ちますし嫉妬の対象になってしまうのです。

そして良台をツモるために同業者との競争になりますので、その中で揉めることがどうしても増えてしまうということですね。

これから勝ち組を目指す、「稼働」という言葉を使い立ち回る場合にはなるべくなら揉め事は回避して行くことが長く続く秘訣と言えるでしょう。

過去に実際同業者と揉めた話

ゾーン狙い スロット
僕は5号機時代、2008年くらいからかなりの頻度でパチンコ屋へ通うようになり、2010年頃にはそれだけで生活するプロとなりました。

とはいえ最初の頃は全然稼いでいませんでしたし、最低限生活出来る金額だけ稼いでのんびりしているニートのような状態も長く続いていましたね^^;

そんなプロ生活をしている中で後半はある程度稼げるようになり、フル稼働する日が増えてきた中で、一番トラブルが多いのはやはり朝の並びになるでしょう。

僕はそんなにガツガツして走って追い抜いたりということはありませんでしたが、一定数そのような人がいたので揉めざるを得ないというパターンもありましたね。

圧をかけられた話

喧嘩
田舎に住んでいた頃、スロットのハイエナメインで立ち回っていたので大ハマリ台で期待値が高い台があれば朝から狙いに行っていました。

ちょっとしたハマり台などであればライバルはいませんが、期待値が高くなるに連れて結構ゴリゴリのライバルが増えてくるのです。

今回は1回で1万円以上の期待値が見込めるパチンコの朝一ランプを狙った話です。

スロットメインだったのでそこまでパチンコはしませんでしたが、朝一ランプが有効なホールを見つけて実際に初めて朝からとりに行きました。

店員さんに話を聞いたところ、裏口に並んだ順で入場と教えてもらったので開店2時間前に向かいましたね。

そして朝向かうと人影は見当たらず、とりあえず1番かと安心して裏口へ向かうと雑誌と飲み物が置かれているではありませんか。

え・・・誰かいるのかなと思いつつも並ぶことにして、1時間前くらいに1台の車が入ってきました。

「にいちゃん、それ俺だから!潜伏打ちに来たの?」

チンピラっぽい風貌で揉めたらまずそうだと思い、ツッコミしませんでしたが、どうやらネタがあれば人を向かわせて物置だけさせて自分は1時間前などに来るという人だったのです。

「最近始めたの?パチンコの潜伏は俺が取るから」

他にも打てるスロット台があったのでその場に居続けましたが、1時間色々と武勇伝など聞かされたうんざりしましたね^^;

「早く来てもパチンコ朝一は全部取るから無駄だからね、スロットは打たないから良いけど」

正直物取りでというのはルール違反でしたが、変に突っかかってもと思いパチンコの朝一ランプでは狙いに行かないことにしました。

抽選のホールだと抜かしたりしない限りは全く問題ありませんが、並び順だとどうしてもありますね^^;

早く行けば絶対取れるわけですから、自分の期待値だけを考えると誰よりも早く並んで他を寄せ付けなければ良いだけのこと。

ただ昔からやっている人など多少なり縄張り意識があり、新参者が来るとこのように圧をかけてくる人もいるということです。

その地域で長く稼働するのであれば、このような人がいたとしても上手く共存していかないといけないので、上手くやり過ごすのが無難ですね。

走って抜かしてきてピキッた話

スロットコーナー
並び順、抽選ともに基本的には1列に並び入場順が決められています。

しっかりとしたホールだと間隔を開けて入場、走ったら最後尾へというルールがあるところも多いですね。

ただ田舎のホールで並び順で一斉開放などであれば、まあ走る人が一定数います^^;

常連さんなどは分かっているので抜かしたりせず暗黙の了解で並んだ順など覚えておき、一見さんが抜かさないように注意しているところもありますね。

そんな中、僕が通っていたホールで朝一結構な大ハマリ台があったのです。

朝から1万円近くの期待収支が見込めるので、開店2時間前くらいから並んで当然誰もおらず1番目でした。

いざ入場する際に、5番目くらいにいた若者が猛スピードで走ってその台を横取りしてきたのです。

「いや、並び順だから抜かしたらダメですよ」

このような感じで柔らかく言いましたが、全く無視して打ち始めようとします。

「ちょっと外出ようか」

流石にピキッと来たので、外に連れ出して話し合いをすることにしました。

とりあえず出てきてくれましたが、ふてぶてしい態度で全く反省の色も見えない様子だったので、

「とりあえずルール違反だから店員さん呼んで出禁にしてもらうね」

この一言で全然態度が変わり、

「すみませんでした、気をつけます」

結局その後は台を素直に譲ってもらい、そこからすぐに帰ったのか二度とその若者をホールで見かけることはありませんでした。

このパターンの場合、僕から圧をかけたようになっていますが、長くプロをやっていると横入り・掛け持ち遊戯など様々なパターンのルール違反を見かけます。

こちらとしても生業として生活しているわけですから、露骨に理不尽なパターンであればちゃんと対応するべきだと個人的には思っていますね。

ただつかみ合いや殴り合いなどしてしまったら当然アウトなわけですから、一番は店員さんを呼んで仲介してもらうことが良いです。

慣れた店員さんだと告げ口を誰からされたなど絶対に言いませんので、ルール違反を見つけたらガンガン言っていくスタイルで良いと思いますね。

ただしその場合は当然自分がルールなどを守ってホールと共存する姿勢がないと出来ないこと。

地域密着のホールなどは意外と店から嫌われるとそもそも勝つための立ち回りが出来なくなるので、店員さんを味方につけることも多少は意識すると良いでしょう。

揉め事を引き起こさないためのコツ

種類
プロとして生活をする、勝ち組になりパチンコ屋で勝たせてもらうということは当然ですがルールは守らないといけませんし、偉そうなことは言えません。

ですのでなるべくトラブルを起こさないようにするためには、慎ましくマナーを守り稼働すること。

横入りや掛け持ちなどはもってのほかですし、微妙なタイミングで台取りが被ったりしたら当然ですが譲る姿勢で他のお客さんに接しますね。

常連さんに目をつけられても色々と面倒なので、良い台を譲ってあげたり目押しを積極的にやるなどすれば、プロとして勝っていても悪く思われることはありません。

もちろん絶対に店員さんや常連さんと仲良くしないといけないというわけではありませんが、態度次第で嫌がらせなどあるということは知っておきましょう^^;

これだけ注意しても、ハイエナなどで徘徊していると当然反感を買いますし車を傷つけられたこともあります。

用心に越したことはないですが、良い車などで当然パチンコ屋に行かないようにすること、大金を交換するときは周りに注意することなども必要ですね。

僕はそんな大げさなトラブルには10年以上通って遭遇したことは無いので、気を遣っていると小競り合いはあったとしても、そこまでヤバい事態には発展しないのかなと思います。

朝一初見のホールだけは要注意

注意
いかがでしたでしょうか?

ある程度マナーを守り、調子に乗った態度で徘徊や打つことをしない限りは特に揉め事やトラブルなどは起こらないことが多いですね。

注意するべきことは、新しい地域や初見のホールで朝一から立ち回るときでしょうか。

まだまだ縄張り意識の強いプロもいますし、そのホール独自の風習というか暗黙の了解で決められたルールがある場合もあります。

例えば並び順でも朝7時前には来なくて7時に集まった人たちで勝手に抽選して入場順を決めるという常連だけで決めたハウスルールがあるところも実際見かけました。

特に初心者・若者で勝ち組を目指す方はこの辺を気にせずガツガツやってしまう人も多いので、ある程度引くことも重要ということは知っておいて欲しいです。

目をつけられて、その地域で稼働し辛くなるのもストレスですし別地域に行かないと稼働出来なくなるのはハッキリ言って効率が悪いです。

揉め事は自分の態度次第で簡単に巻き込まれるということは承知の上で上手く立ち回っていきましょう。