パチンコの王道「良釘狙い」の正攻法で勝つ仕組み・やり方
パチンコを長く打ち続けて勝つことはシビアに立ち回らないと難しいです。
釘が良いから打ち続けると勝てるという単純なものではなく、どのくらいの出玉が出ているのか、本当にボーダー以上でずっと打てているのかなど細かい計算が必要になるでしょう。
またスロットとは違い回転数が回せないことから、数日やっただけでは当然上にも下にもブレてしまいますので、正しいことなのか疑ってしまうこともあります。
今回こちらでは、そんなパチンコの良釘狙い・正攻法をやり方から考え方まで細かく解説をしていきます。
良釘狙い・正攻法とは?
パチンコでは1日だとブレてしまいますが、しっかりと正しい立ち回りをすることで月トータル・年トータルでプラスになることは可能です。
パチンコで勝つための方法は主に3つ。
- 良い釘を狙い長く打つ
- 潜伏を拾う
- 遊タイムを狙う
パチンコにもスロットの天井みたいな遊タイム狙いが出来るようになったので、圧倒的に勝つための方法は増えました。
ですが今回のテーマでは、この中の良い釘を狙った立ち回りですね。
良釘狙いとはスロットの設定狙いと同じように、ホール側が還元してくれるように調整してくれた台を狙って立ち回ることを意味します。
単に「釘狙い」と呼ばれることもあれば、昔からのプロには「正攻法」と呼ばれることもありますね。
まだ台のセキュリティがしっかりしていない時代は、ゴトや体感機を使った不正行為があったたため、あくまでそのようなことなく、勝ちを目指すから正攻法ということ。
もちろん止め打ちなど多少の技術介入は使いますが、それはスロットの目押しのようなものと考えれば良いでしょう。
最初の注意点はホール選び!
まず良釘狙いをお伝えするにあたり、大事なことからですが、スロットとは違いパチンコは結構プロに厳しい状況にあります。
というのも、多少の技術介入がホール側にとって嬉しくないことが多いからですね。
釘を調整して還元してくれること自体は、ホールはある程度勝ってほしいからやることなのですが、思った以上に利益を取られると困るわけです。
パチンコの止め打ちや捻り打ちをしっかりやれば、かなり無駄玉を削れるため1日打つと素人と大きな差が出ます。
その出玉はすべてホールのコンピューターで管理されているわけですから、異常が出ると一発で分かってしまうのですね。
昔は電サポ中にゴリゴリ増やせましたし、釘が多少悪くても増やせて稼げるということが当たり前でした。
現在では現状維持、ラウンド中に捻り打ちでオーバー入賞を狙うくらいしか出来ませんが、それでもホールから注意されることもあり、最悪繰り返すと出禁になることもあるでしょう。
個人的にはそれも技術介入の一つと思うのですが、1度注意されたら当然その後は出来ませんし、厳しいホールは保留3個止めですら注意するところもあります。
いくら勝ちを目指して立ち回ると言ってもホールのルール上で注意されるならやめないといけません。
プロ認定されることは相当目立つか勝たないとないでしょうが、最初に注意だけはしておきましょう。
基本は回転数・ボーダー理論
では具体的な良釘狙いですが、釘調整が良い台を狙うことは大前提となります。
その釘調整でもっとも大事になってくるのは1Kあたりの回転数で、この回転数がどのくらい回ると期待値がプラスになるのかという考え方がボーダー理論ですね。
これを知るためにはヘソ・寄り・道など、回転数に関わる釘調整が大事になってきます。
この釘を見るだけで把握する方法が「釘読み」と呼ばれ、慣れたプロであれば毎日釘を見ているので調整が変わるタイミングや開け締めを判断することが出来るのです。
ただそれはかなり経験した人で、僕もある程度慣れてはいますがパッと判断しただけで回転数が把握できるほどにはなっていません。
ですので基本的にはある程度還元される日・機種を選び、とりあえずは回してみることから始めましょう。
また当然ですが、勝ちを目指すということはこのような回転数の把握などは絶対にやるべきことなので、これが遊タイム狙いなどでも同じことです。
基本的にはホール・機種により釘調整は大きく変わるので、ボーダーに対して大体どのくらいの調整がされているのか把握することから始めることをおすすめします。
慣れてくると大体どのホールのどんな日にボーダー以上の台が狙えるのか分かってきますからね。
昔ほど技術介入による増える玉数はそこまで多くないため、ボーダー以上に回るというのはまず最低条件として勝つために必要になるでしょう。
ちなみにボーダーは攻略サイト、機種情報サイトで普通に掲載されているので、それを参考にしてみましょう。
出玉が表記通りの場合、ボーダー通りの回転数で期待値は0なので、基本的にはボーダー+3以上くらいはないと、1日の稼ぎには届きません。
大当たり出玉・電サポ増減もかなり重要
ボーダーに続いて大事なことは、大当たりラウンド中の出玉、そして電サポ中に玉が増えるのか減るのかということです。
釘調整の一部にはなるのですが、例えば左打ちの回転数はボーダー以上に回っていたとしても、右打ちのスルーやアタッカー周りがかなり削られていることもあります。
良釘狙いは1日、良い調整を長く打ってプラスを出す方法なので、出玉や電サポで減っていくのであれば、ボーダー以上通常時が回せてもキツいものがありますね。
これは細かい出玉把握が必須になりますし、今では各台計数機が多くなってきたので把握が楽になりましたが、昔は計量カップを上手く使って量ることなどもやっていました。
これをやる理由ですが、アタッカーと電サポ中を合わせてどのくらい削られているのか?を把握するためです。
例えば細かい計算を出しておきますが、このような感じである程度の電サポ増減を把握して、それによりどのようにボーダーが変わるかを決めるということですね。
払い出し出玉:1500玉(10R×10C)
アタッカーに入れる玉数:10玉×10Rで100玉
こぼし無しの差玉:1400玉
電サポ100回転で抜け:1300玉獲得
大体1割くらい出玉が減っている
本来なら大当たりした際にどのくらいの出玉が上皿にあったのかなど、細かい数字は目算でしますが、あきらかに出玉が削られている場合には大きく変わります。
また1回の大当たりだけなら把握しやすいのですが、何度も連チャンして電サポの消化時間によっても変わってくるので、慣れるまでは把握が難しいですね。
ですので体感でも上皿が減っているのか、それとも現状維持出来ているのかをしっかりと把握することから始めましょう。
通常時にいくら回っていても、この大当たりで大きく削られていると、実際思っていた期待値を積めていないことになります。
期待値と仕事量の把握
ボーダー、出玉増減、そして換金率・持ち玉比率など細かい数字の計算がパチンコで長く勝つ秘訣と言えるでしょう。
スロットの場合は、設定6が確定した台を何回も打つことができれば間違いなく誰でも勝てますよね。
天井狙い専門のハイエナも同じなのですが、宵越しでリセットくらうとか以外、表記通りのゲーム数から天井狙いをし続ければ必ずプラスになるのでこれも簡単です。
ですが、パチンコの良釘狙いは、思っている想定と、実際に打った際の回転率・出玉の実践値が非常に重要になってくるのですね。
これを期待値ではなく、実際に打った仕事量と表現されるのですが、期待値2万円あると見込んだとしても、削り次第では1万円しか取れないなどのズレが生じます。
スロットでの欠損、目押しミスにより機械割が下がるのと同じような感覚ですね。
いくら期待値が発生すると見込んだような状況でも実際には、そこまで正解では無かったということなので、よく初心者が間違えやすいので注意しましょう。
また1回自分で打ってしまえば、調整が変わらない限り、今後もブレずに自分だけが知って使えることも良釘狙いのメリットと言えます。
軍資金・交換率にも注意
最後になりますが、ここまで色々と把握して日程・ホール選び・機種選びをして、良台を1日回せたとしても負けるときは負けるのがパチンコ。
とくにミドルタイプのメイン機種を攻めていると数日間負け続けることなど全然あり得ることなのです。
そこで結果が出ないから止めてしまう人があまりにも多いので、やはり勝つためには余裕を持った軍資金が必要になりますね。
正直パチンコの正攻法のみで攻めるのであれば最低でも100万円くらいないと安心して戦えないのかなと思ってしまいます。
何より結果が早く出ないとメンタルでブレてしまいますし、実はこのようなマネープレッシャーで自分の好きな台・打ちたい台を打ってしまうことが一番の負ける原因なのです。
それが趣味で気楽にやっているのであれば全然問題ないですが、勝ちを身に着けたい・年間トータルでプラスを目指したい場合にはぜひ意識してみてください。
そしてこれも軍資金に関わることのなのですが、等価交換ではない非等価の地域では、使える貯玉
かなりの条件が必要になる
- ホール選び
- 回る台選び
- 細かい数字の計算
- 下ブレに耐える軍資金
まとめるとこのような形で、良釘狙いで打って勝つには一見楽そうに見えますが慣れるまではかなり厳しいです。
正直パチンコの遊タイム狙い・スロットの天井狙いを専門としてやっていた方が簡単ですし、結果はすぐに出やすいので、わざわざ良釘狙いをメインで始める理由はないかなと思いますね。
ただ例えばスロットの勝ち方・ハイエナを身に付けて、良釘狙いもやってみたいと思う場合にはおすすめです。
武器が増えるのは良いことですし、元々ある程度勝っているのであれば貯玉・貯メダルなどの軍資金にも余裕があるでしょう。
メイン機種の場合は特定日などで還元してくれる調整になることも多いのですが、競争率は激しいですし、日当を取れるレベルまでになるホールは限られます。
ですが逆に毎回ちょっとずつ美味しい思いを出来る隠れた良調整などもあるかもしれませんので、ぜひ多くのホールや釘を観察して試してみてください。