スロット設定狙いのやめどきは?9割の人が勘違いしている引き際

スロットでは高設定確定、もしくは確定できる状況にある以外は必ず途中でヤメる判断を迫られます。
極端に数値が悪く投資も行っているならまだしも、ちょっとだけ強い要素がありつつ投資もそこまで行ってないのであれば続行するか悩む部分は多いと思いますね。
僕自身も未だにヤメ時判断に迷うこともありますし、中々難しい部分だと感じています。
ただ設定をツモった時以外の動きというのも設定狙いでは非常に重要になってくるので、ぜひ正しいヤメ時を把握して稼働に活かして欲しいです。
ヤメ時に拘らないといけない理由
設定狙いをメインで立ち回りをするということは、毎日の目標は高設定をツモること。
朝一の狙い台でツモれることが一番望ましいのですが、どちらかといえば抽選で負けたり保険台からスタートということの方が多いのではないでしょうか。
朝一の精度を高めることは当然必要ですが、ツモれなかった際の動き方を重視するのもまた必要ということですね。
昼ぐらいまでに切り上げて天井狙いメインで15000円~20000円の期待値を取れる環境なら午前中で早見切りするのもありですし、根拠が強い場合は多少挙動が悪くても白黒はっきりさせるのもまた必要です。
また一番よくあるパターンで言えば、他に高設定っぽい台が空いた際に移動するということも選択肢としてあるでしょう。
何が言いたいかというと、判別内容ではなく次の戦略によってヤメ時というのは変化するということですね。
だからこそ、自分の台の挙動だけで押し引きを判断するのではなく、周りの状況やその日の動きを全て考えて自分が撤退するか判断することになります。
ですので、個人的にはすべて機種のスペックや設定判別を覚えるというよりも、どんな状況で設定狙いをするのかという根拠探しがメインとなっています。
一番簡単なのはオール狙い
都会の方でガッツリ稼いでいる人や軍団で動いている人は基本的に「オール狙い」をすることが多いです。
その理由はツモりやすさというよりも、周りの台を見て押し引き出来ることが一番特徴でヤメ時がわかりやすいということですね。
例えば6号機の「リゼロ」をオール狙いした時に、朝一モードA天井の700G後半で当たるような台が半分以上あれば、全台456は厳しいのではないかという判断が出来るということ。
逆に単品狙いで行ったら朝一自分の台がモードA天井行ったからとしても、それが絶対低設定というわけではないですよね。
だからこそ、次もう一回追うことになり低設定を打たされてしまうことが非常に多くなってしまうということです。
結局高設定はツモれるときにぶん回して、低設定をいかに打たないかを考えるのも設定狙いで必要なスキルということ。
オール機種が絶対にあるような環境ならば、周りの台を見てやめ時を判断できるのでおすすめの狙い方となっています。
配分から予想するやめ時
ただオールといっても、盛り上がっているホールでしかほとんどやることはなく、田舎の方だと毎日オール狙いなど正直無理といってもいいです。
だからこそ、5台島に必ず1台高設定が入るなどの配分を考えた上でのやめ時を意識することが立ち回りのメインとなってきます。
例えば先程のリゼロで言えば、自分が朝一A天井に行っている間に、3回くらいAT初当りを取っている台があったとしましょう。
5台島で1台設定6を使う傾向があるのであれば、その時点で間違いなくヤメという選択が出来ます。
逆に他の4台が全く回っていない状況だったら単品で判断しないといけないので、A天井に行って次の台に移るのか・・・そしてまた同じくA天井に行ったらどうするのかという判断が難しくなってしまいますね。
狙い台を決める時点で、当たりがその島に何台あるのかということも把握しつつ攻めると低設定を打つ可能性は比較的少なくなる傾向にあります。
設定45狙いをすると必ずハマる落とし穴
設定狙いで狙うべきはやはり設定6なのですが、最高設定が45などのホールも結構多いですね。
特に6号機で履歴やグラフから設定が見抜きやすくなって露骨に感じますが、過疎ホールでも毎日設定4を使っている履歴なども全然見て取れます。
ただし設定45を狙いに行った際には、圧倒的根拠がない限り押し引きの判断がしにくいということ。
結果的に低設定を打つだけでなく、設定45だったら全然捨ててしまう可能性も出てきて、狙っている事自体が間違いということになってしまいます。
ただでさえ設定6狙いだったとしても、素直に設定通り動いてくれることが少なく判断に迷うことも多いのに、さらに動きがわかりにくい設定45を判別だけで判断するのは危険なのです。
中間設定を多用するホールは、その中間設定を捨てる覚悟でやらないとダラダラと低設定を打たされる可能性もあるので注意が必要ですね。
低設定だと思った時にヤメる立ち回りは危険?
スロットの高設定狙いは本来なら、設定判別をして低設定挙動だったらヤメというのが一般的ですね。
ただ長く設定狙いで数をこなしていると、序盤で素直に高設定挙動をしてくれるということが多いわけではありません。
設定4だろうな~とずっとマイナス域で粘り続けて、夕方6000Gくらい回した時点で設定6確定が出たこともあり、挙動は良いのに全く当たらず10万円投資して6確定したこともあります。
設定6狙いでもそうなることは結構あるのに、設定45となればもはや分からないですよね。
特にこの低設定になったらヤメという普通の考えで個人的に失敗続きだったのはジャグラーを打ったときです。
ジャグラーはボーナス確率やぶどうにしか設定差がないため、序盤での判断は非常に難しく午前中と昼過ぎから夕方まで、そして夕方以降で全然挙動が変わってくる台です。
もしあなたがジャグラーを打っていてどの時点でヤメるのかという例題を出してみます。
特に正解が最後までわからないのがジャグラーの特徴なので、目の前にある数値だけでは判断出来ないこともあるので注意しましょう。
・単独REG(1/330.3~1/662.5)
・ブドウ確率(1/5.65~1/5.88)
合算1/166
BIG5回(単独BIG5回1/200)
REG1回(単独REG1回1/1000)
ぶどう1/5.6(設定6の近似値)
合算1/100
BB15(単独BIG10回1/300,チェリーBIG5回1/600)
RB15(単独REG10回1/300,チェリーREG5回1/600)
ぶどう1/5.6(設定6の近似値)
合算1/133
BB25(単独BIG15回1/400,チェリーBIG10回1/600)
RB20(単独REG15回1/400,チェリーREG5回1/1200)
ぶどう1/5.8(設定3の近似値)
さて➀~➂でヤメるとしたらどこでしょうか?
正解といいますか、僕がヤメるとしたら➀の時点でしかありえません。
➀の1000G回した状態というのは、正直設定はわからないですが、ぶどう確率が良くてレギュラーがついて来ていないパターンですね。
この場合は正直座った根拠によると言ってもいいでしょう。
例えば末尾狙いなどして、その日に応じた末尾に座ったときと、ジャグラーイベントで狙い台以外の保険台に座ったときで変わってきます。
序盤の動きでこのようにちょっと足りない感じでも、根拠が強ければヤメる理由は一切ないということが設定狙いの大きな注意点となります。
続いて➁は数値的に足りているので、ある程度の根拠を持って座るわけですからヤメる判断をする人はいないのではないでしょうか。
問題は最後の➂ですね。
ある程度回すことによって、数値的には全てが設定4くらいにまで落ち込んで来ました。
ここから少しハマったら設定23の値まで落ち込むことも全然あるのがジャグラーの怖いところですね。
6000Gの時点で判別ツールなどを使ったとしても、やはり設定4付近の可能性が一番高いと示されることは間違いないのでこの時どうするかということ。
僕は根拠を持って座ってそこまで回したのであれば、他に打つ台がなければ必ず打ち切ることを考えています。
6000Gの時点で設定4と言われても正直設定2かもしれないし、設定6かもしれないですよね。
6000Gも回して挙動だけでヤメを判断するなら端から設定狙いとして間違っているということは覚えておきましょう。
個人的にはこのようなブレがあるからこそ、判別が難しい台や確定演出がない台に関しては強い根拠があって突っ張る気持ちがあるときにしか狙いません。
結局は強い根拠と精度が必要
いかがでしたでしょうか?
設定狙いのヤメ時に関して詳しく書きましたが、どうしても単品狙いだったり根拠が薄いと挙動でヤメ時判断に迷ってしまうことが一番の問題ですね。
それよりも圧倒的根拠が強くてある程度投資が続いて数値が悪くても、粘れるような状態で設定狙いをやるのが好ましいですね。
後は根拠が微妙だったとしても配分を知り周りの台も含めて判別をしていって、ヤメ時を探すというのが上手い立ち回りではないでしょうか。
展開に恵まれず高設定を捨ててしまったなど経験が多い方は、このような考え方で根拠を固めていくことをおすすめします。
他にはヤメたとしても別の狙い台や天井狙いなどでしっかりその日の日当を稼げるのであればそれもアリなので、決して自分の台の挙動だけでヤメ時を決めないようにしましょう。