スロット「MB・CB・SB・ゼロボ」とは?得するためのMB拾いとやめどき

スロットは簡単そうに見えて、内部では複雑なシステムで構成されていてメーカーが楽しませるための努力をしています。
そんな中で生まれた「MB・CB・SB・ゼロボ」という言葉が様々な機種で使われていますね。
初心者の方には馴染みのないワードでしょうし、知っている方も正確な内容などまでは理解できていないのではないでしょうか?
これらを軽く知るだけでも損しないだけでなく、逆に得する場合もあるのでぜひ覚えていってくださいね。
MB・CB・SB・ゼロボとは?
早速ですがこれらは全て略語となり、それぞれに一応意味があるものです。
共通して言えるのは、内部的に何かしらのボーナスに当選している状態を意味しますね。
- MB(ミドルボーナス)
- CB(チャレンジボーナス)
- SB(シングルボーナス)
- ゼロボ(ゼロボーナス)
基本的にスロットでは、BB(ビッグボーナス)・RB(レギュラーボーナス)の2種類がメインの大当たりとして纏まったメダルを獲得出来るシステム。
そしてRTやART、ATなどメダルが増加する区間のみで構成されている台もあり、これは基本的に誰でも知っている情報だと思います。
ではそれ以外のボーナスは一体どのような役割があるのかというと、「メーカーが搭載したシステムを円滑に動かすためのもの」なのですね。
スロット台は検定など厳しい審査を受けて通過して初めてホールに出回るわけですから、ユーザーにはわからない部分で様々な努力がされています。
敢えて払い出しのないゼロボーナスを搭載することで、他のシステムを優遇したり、逆にMBで次ゲームに払い出しのある小当り的なものを搭載して純増を高めるなど用途は様々です。
全てを細かく把握しておく必要はないですが、例えば適当打ちをしてペナルティによりゼロボ入賞で天井までのG数が進まないなど不利になるパターンは覚えておくと、損することは少なくなるでしょう。
ではこの中でも必ず機種ごとに把握しておいて欲しいものが「MB」となり、5号機メインで搭載されているもので設置があるホールでは注意しておくと得する場合があるので、詳しく説明していきますね。
知らないと損するMBの仕組み
ではここでは5号機~5.9号機の主にART機で搭載されているMB(ミドルボーナス)について解説します。
MBは基本的に、ボーナス中以外の通常時・ART中などに特定の出目が出現して突入することがほとんどで、その特殊な出目さえ知っておけば誰でも察知することが出来ますね。
そして入賞した後が重要で、次のゲームに何かしらの「小役(主にベル)」が絶対に揃い10枚~15枚など払い出しされるというのが最大の特徴となるでしょう。
知らないと損しているかもしれませんよね?
中にはMB出目出現の次ゲームから「2G連続で15枚役が揃う」という台も存在しており、単純にたった2Gでメダルが30枚近く増える計算になります。
普通によく打つ機種などでは問題なく把握しているかもしれませんし、MB出目が出現したらフラッシュや音で教えてくれる機種もありますね。
ただしMB出目が非常に分かりにくい機種も存在するので、しっかりと恩恵を取り切る前にヤメてしまっている可能性があるのが怖いところです。
たかが10枚といっても200円なので、その積み重ねは非常に大きくなってくるのは間違いないでしょう。
MBの出目と恩恵が得られる機種例
押忍!番長3 | ||||
---|---|---|---|---|
![]() |
||||
設定 | ART初当り | 機械割 | ||
1 | 1/430.1 | 98.2% | ||
2 | 1/414.0 | 99.4% | ||
3 | 1/389.3 | 101.6% | ||
4 | 1/335.6 | 106.7% | ||
5 | 1/334.0 | 116.0% | ||
6 | 1/242.3 | 119.3% |
MB出目は当然ですが機種によって停止型が異なるので、機種ごとに覚えておく必要があります。
まずは5.5号機として設置台数も比較的多い「押忍!番長3」のMBを見ていきましょう。
「番長3」MB停止型 |
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![]() |
右下がり「リプ/リプ/ベル」 |
MB出目停止の次ゲームに小役成立 ・ベル(10枚) ・チェリー(1枚) ・チャンス目(10枚) |
番長3ではMBが約1/14の確率で成立するので、通常時・ARTも結構な頻度で揃うことになります。
よく打つ人なら全く問題ないのですが、上記の出目が確認出来た場合は必ず次ゲームまで確認して回すようにしましょう。
番長3で勘違いされやすいのは、中段「BAR・リプ・リプ」ではなく、右下がり「リプ・リプ・ベル」が成立でMBになるという点。
慣れている人は左リールBAR狙いが主流なので、上記のような出目が止まりますが、適当打ちをしていた場合はBARがあるわけではないので注意が必要です。
番長3の場合は1Gのみでベル・チェリー・チャンス目いずれかの小役が獲得出来る仕組みですね。
チェリーとチャンス目は確率が低いので、基本的にはベルが揃い10枚獲得できるので回したほうがお得ということになるでしょう。
因みにですが、MBが成立したときはリール周りが白くフラッシュするので、意識していたら見逃すことはありません^^
ただ音はならないので、やはりMB出目を覚えておくに越したことはありませんね。
必勝法!?MB拾い・ハイエナの利点
ここまでの説明で気付いたと思いますが、このMBは通常時に揃う特殊役なので、見逃してそのままヤメてしまう人は沢山いるのです。
普通に大当たりを引いた状態だとボーナス確定画面が出てまずそこでヤメる人はいないでしょうが、MBの場合は気付かない事もありますよね。
ですので、MBが揃っている台に座り次ゲームなどで小役を揃えてからすぐヤメると理論上100%勝つことが出来る立ち回りの1つと言えるでしょう。
たかが10枚といっても200円はするので、それを何回も拾うことによって年間で考えると相当な額プラスになることは想像できるのではないでしょうか?
- MB出目を機種ごとに覚えるor調べる
- MB出目での空き台を見つけたら座る
- 規定ゲーム数のみ回して精算
特別な目押しなどは一切必要なく、誰でも出来るというのも大きなメリットですね。
流石に全機種すべてのMB出目を把握することは難しいでしょうが、自分がよく打つ機種や設置台が多い機種などは出目を覚えて注意してみましょう。
天井狙いなどとは違い、一瞬で消化出来るというのも利点で時間効率で言えばどのような勝ち方よりも優秀と言えるでしょう。
それでも注意点はありますので最後までしっかり確認してから実践してみてくださいね。
MB拾いは即ヤメ?続行する?
では実際にMBハイエナをする際に、ヤメ時の問題などもお伝えしておきます。
まずはMB拾いのヤメ時ですが、小役が揃ったまま精算ボタンを押して即ヤメという流れになってきます。
問題は、MBの次ゲームにベルや15枚役などではなく「レア役」が成立した場合ですね。
先ほどの番長3でもお伝えしましたが、ベルの他にチェリー・チャンス目が成立した場合、続けるべきなのか?という疑問が生まれます。
結論から言えば、
- チェリー成立⇒即ヤメ
- チャンス目成立⇒対決前兆、対決終了まで
こればかりは細かい数値や当選確率を知っておく必要がありますが、強い小役なら前兆までしっかり消化するという認識でOKです。
低設定前提の話になりますが、番長3でチェリーを引いてもまあ当たる事は確率的に少ないです。
ただチャンス目となると、最低でも70%以上の確率で対決へ発展してそこで勝てばART当選なので文字通りチャンスですよね。
5回に1回でも当選するようなら数十ゲームでも回すべきですし、逆に50回に1回などしか当選しない場合はヤメたほうが無駄に回さず済むという考え方です。
機種によって条件など変わってきますので、初めて打つ際などはこれらベル以外が揃った時どうするかも決めておきましょう。
弱いレア役まで追っていたら逆に損します^^;
MB拾いで知るべき大きなリスク
こんな方法あるなら1日中やっていたら絶対に勝てる!と思うのは当然ですし効率悪くてもこれだけで稼ぐことも可能。
ただこのMBを拾ってハイエナする行為は、「周りの迷惑」と「出禁リスク」の2つが大きなデメリットと言えるでしょう。
まあ迷惑といっても、気にならない人も多いでしょうがガックンチェックやカニ歩き行為は目立ちます。
一般客であれば、台に座ったら1回当たるまでや数千円分など回すことがほとんどですよね。
そんな中1GでヤメるMBハイエナばかりしていると非常に目立ってしまい、周りのお客さんに迷惑というよりもクレームが入る可能性があるということですね。
天井狙いなどを嫌がる人もいるかもしれませんが、当たるまで打つわけですからホールのルール上は問題ない場合が多いです。
これらの理由から、MB拾いオンリーの行為を続けるとホールから出禁と言われることもあるでしょう。
クレームがなくとも、店員さんの目に何度も止まればそれだけで注意されることもあり得ます。
少なくとも勝つため、勝ちたいと思ってスロットを打つ場合ホールから出禁になるような行為は避けないといけません。
出禁になるリスクの記事はまた別に伝えていますので、こちらも参考に注意しておきましょう。
⇒パチンコ屋で出入り禁止(出禁)になる理由とそうならないための対処方法
MBは拾える?頻度と狙い方
迷惑・出禁リスクといっても、同じことを繰り返しやっていたり目についた場合なので、全くMB拾いをやらないのかというと話は別です。
要は「目立たなければルール上OK」ということ。
床に落ちているメダルを拾って回る行為はホール所有物を窃盗していることになるので、当然アウトです。
MB拾いといってもメダルを入れて遊戯して払い出された獲得メダルを得ているということになり、それが法的にアウトなどはありません。
しかも長く天井狙いをしてホールを巡回していて、MB停止型を覚えていると1日に高確率で数台見つけることが可能なくらい落ちています。
5号機メインなので6号機がほとんどになってしまえば使えない方法かもしれませんが、設置されている限りは見たほうが良いと言えるでしょう。
肝心の狙い方ですが、要は何かしらの台を「打ったついでに軽く回す」という感覚が一番気軽ですね。
- 基本は天井狙いなどの補佐
- すでに持ちメダルがある場合に見つける
- 交換する前に軽くMB拾って流す
- 周りにお客さん多ければやめておく
- わざわざMBのためにメダルを借りない
ガンガンメインで狙っていくというよりも、メダルを持っている状態で見つけたら回してササッと消化してしまうというのが無難ですね。
わざわざメダルを借りて、10枚増やして流すなどしていたら当然目立ちますから、やるとしても敢えて200枚でも借りて複数台拾って交換みたいな形で気を遣う方が賢いです。
店舗ルールと稼働状況で変化を!
いかがでしたでしょうか?
MBメインで解説してきましたが、知っておくと得する情報ですし、プロとして立ち回っているなら取り入れるべき手法とも言えるでしょう。
ただこれも全てはホール次第ということですね。
天井狙いなどのハイエナ行為を厳しく禁止しているホールもありますし、通常とは異なる遊戯として注意・出禁などされる可能性もあります。
逆に言えば、常にガラガラで周りの目も気にならず店員さんも全く注意してこないような緩いホールもあるでしょう。
そこは自分が通っているホールを見極めて適度に取り入れていきましょう!
最後にこれだけお伝えして後は自分で覚えてねというのも中々難しいので、MBの一覧を細かく作りました。
稼働の際にいつでも見て頂けるようにブックマークなり活用して頂けると幸いです。