【初心者向け】スロットの遊び方と仕組み「Aタイプ/RT/ART/AT」とは?
日本の娯楽としてパチンコに並び、幅広い年齢層に支持されているスロット。
年々規制などで厳しくなってきていますが、それでも次々と新しい機種が発売され市場規模はまだまだ大きく人気というのは間違いないでしょう。
そんなスロットには様々な種類や台の仕組みが存在しており、時代によって設置されているものが変化していくのです。
せっかくなら知識をつけてから実際に遊びに行きたいですよね?
知っている人からしたら当たり前のことかもしれませんが、今回はスロットを全く触ったことの無い人に向けて、記事を作成しました。
スロットやパチンコで楽しもうとしても、これらの仕組みを知らないと楽しくありません。
そして誰から教わるわけでもなく自分で学んでいかないといけないので、ぜひともこちらを参考にして遊戯を楽しんで欲しいと思っています。
基本はメダルを増やすゲーム性
まずは基本的な遊び方ですが、シンプルにメダルを増やせたら勝ち、メダルが減ったら負けというゲーム。
それがスロットで遊ぶ際、大前提として誰しもが知っており目指すところとなるでしょう。
- お金を入れてメダルを貸してもらう
- 好きな台でメダルを入れて遊ぶ
- メダルが無くなったら負け
- メダルが増えたら交換して勝ち
ゲーセンのメダルゲームやカジノのチップなどと同じ考え方なので、何となくイメージしやすいのではないでしょうか?
そしてゲーセンとは違うところは、出たメダルを換金出来るということ。
本来ならギャンブルとして認められないのですが、景品を貰ってその景品を買い取ってもらうという意味の分からないシステムが採用されているのですね。
とにかく勝った時は数万円単位でプラスになることもあれば、逆に1日で数万円負けてしまうことも。
18歳未満は入店できないですが、この辺は競馬や競艇などと同じ感じで楽しめるわけですね!
入店から遊技終了まで一連の流れ
それでは念の為ですが、ホールでスロットを打つ際に実際どのような流れかを軽くご紹介していきます。
分からなかったら実際に行っている人に連れて行ってもらうのが一番手っ取り早いですが、1人で周りを気にせず行きたいという人もいるでしょうからね。
入場時に何かあるわけでもなく、18歳以上であれば普通に入ることが出来ます。
冒頭でも言ったとおりスロットには様々な種類の機種があるので、実際に下調べして打ってみたい台を決めておくことをおすすめ。
最近では人気アニメとのタイアップ機種も増えてきますので、好きな台から覚えていくと良いでしょう。
またシンプルなゲーム性の台も遊びやすいです。
注意点は他の人が遊んでいる台に座らないこと。
下皿や上にメダルがあったり、タバコや飲み物で台を確保している場合があるので、何も置かれていないことを確認して座りましょう。
スロットは全国どこのホールでも、各台の横にお金を入れてすぐにメダルを借りることが出来ます。
一部昔ながらのホールでは、通路の横にしかメダル貸出機が置いてなくて、わざわざそこで借りてから台まで持っていくパターンもありますね。
基本的には1000円札が必ず入り、システムが整ったホールだと1万円でも対応している事も多いです。
座った台の「右側」に付いていることが一般的なので間違えて左側に入れないよう注意が必要ですね。
こんな感じで台の下皿に決められた枚数のメダルが出てきますので、なくなったら貸出ボタンでまた借りてという形になります。
後は実際にメダルを投入してレバーを動かし、リールを回転させてSTOPボタンで止めて大当たりを目指すだけで好きなタイミングでヤメればOK。
ここの部分はまた後ほど詳しく説明しますが、メダルが増えてくると下皿がパンパンになってきますので、台の上に置かれている箱にどんどん入れていきます。
一部の店舗では「各台計数機」と呼ばれるものが台の横についており、メダルの出し入れが可能になるシステムもありますね。
何時間でも、メダルの持ち運びがOKなホールであればメダルを持って全く別の台を楽しんでもOKです。
一通り遊技が終わった後は、メダルを持って通路の端などにある「計数機」へ向かい店員さんに流してもらいます。
実際何枚あったのかを正確に知るために、レシートが出てくるわけですね!
先ほどの各台計数機の場合は、遊技終了の際に「返却ボタン」を押せばICカードが出てくるパターンがほとんどです。
レシートやICカードはお金と全く同じ扱いなので必ず無くさないようにしましょう。
最後肝心の部分ですが、どうやったらお金が戻ってくるの?というシステムについてです。
枚数が入ったレシートやICカードはまずどのホールにもある「景品カウンター」に持っていきます。
すると「大景品」や「中景品」そして余った際の「お菓子」などが貰えます。
そこでいきなり現金を渡すとダメというルールがあるので、貰った景品をまた別のところへ持っていく必要があるのですね。
最後は「ホールの外」にたまたま併設している、景品交換所へその景品を持っていくと、無事それに見合ったお金と交換できるわけです。
まあ謎のシステムですが、これで上手く法律をくぐり抜けて実質的なギャンブルとして遊ぶことが可能。
もちろん僕らユーザーが違法なことは一切ありませんので、普通に交換して現金を受け取りましょうね。笑
スロットの仕組みを知るのは必須!
一連の流れや目的をお伝えしたところで、一体どうやって楽しんでいくのかスロットの仕組みを具体的に説明していきますね。
スロットはまずメダルを3枚投入して1回転回すところから始まります。
これはどの種類の台でも同じで、何回も回すことで大当たりを目指すというのが基本的なゲーム性ですね。
一回も当たってないのにヤメてしまうと、それはただメダルを入れただけなので当然負けます。
逆に大当たりが連チャンして一気にメダルが何千枚も出ることもあるので、とりあえずは大当たりを目指すということは忘れずに。
大当たりを目指す途中では、「小役」と呼ばれるもう一度回すことが出来るリプレイや、6枚~10枚前後獲得出来るベルなどが存在しており、ただ単にメダルを消費していくわけではないということですね。
大体の台は50枚(1000円)のメダルを使うと30回転~50回転くらい回すことが可能です。
それを繰り返して纏まったメダルを獲得出来る大当たりに当選すれば、ある程度のメダルを得ることが出来るので、それまでは回さないと絶対に勝てません。
最近の台では、大当たりをしやすいCZ(チャンスゾーン)に突入したり、レア小役(チェリー・スイカ)などからボーナスに当選したりもします。
では実際にどのような台があるのか?大当たりにも複数の種類があるので、損しないためにもそれぞれの仕組みを必ず覚えておきましょう。
Aタイプ(ノーマルタイプ)とは?
アイムジャグラーEX | ||||
---|---|---|---|---|
設定 | BIG | REG | 合算 | |
1 | 1/287.4 | 1/455.1 | 1/176.2 | |
2 | 1/282.5 | 1/442.8 | 1/172.5 | |
3 | 1/282.5 | 1/348.6 | 1/156.0 | |
4 | 1/273.1 | 1/321.3 | 1/147.6 | |
5 | 1/273.1 | 1/268.6 | 1/135.4 | |
6 | 1/268.6 | 1/268.6 | 1/134.3 | |
BIG獲得枚数・・・約325枚 REG獲得枚数・・・約104枚 |
Aタイプ(ノーマルタイプ)とはボーナスのみでメダルを増やしていくゲーム性の台で非常にシンプルです。
代表的な機種は「ジャグラー」シリーズで、ちょっとした確率は違ったとしても、どの機種もボーナスのみで増やすタイプなので初心者でも触りやすいですね。
ジャグラーシリーズは共通してボーナス当選すると、「GOGOランプ」が点灯してボーナスを告知。
なので回し続けてランプが光ったら7を狙ってボーナスを揃えていくだけでOK、年配の方でも楽しんで打たれているお客さんは非常に多いです。
Aタイプのボーナスは基本的に2種類存在しており、BIG(ビッグボーナス)を引くと300枚前後のメダルを獲得できますが、REG(レギュラーボーナス)を引くと100枚前後しか獲得できません。
運が良いとBIGを連打してモリモリとメダルが増えていくのですが、REGを引きすぎると中々増えずに、逆にどんどんメダルを使ってしまうことになりますね。
ホールがあらかじめ決めている内部の設定1~6に応じて大体のボーナス確率が出されているので、高設定を座れば単純に当たりやすいということになります。
またホールには台の上部に「データカウンター」が設置されておりボーナス確率など表示されているので、それを参考に設定を読んで良い台を狙っていくと勝ちやすいことは間違いないでしょう。
RT(リプレイタイム)とは?
ハナビ | ||||
---|---|---|---|---|
設定 | BIG | REG | 合算 | |
1 | 1/312.1 | 1/385.5 | 1/172.5 | |
2 | 1/303.4 | 1/368.2 | 1/166.3 | |
5 | 1/292.6 | 1/348.6 | 1/159.1 | |
6 | 1/277.7 | 1/324.4 | 1/149.6 | |
BIG獲得枚数・・・約311枚 REG獲得枚数・・・約104枚 |
RT(リプレイタイム)とは内部的なリプレイ確率が変動して、要はリプレイが揃いやすいゾーンのようなものが、どこかのタイミングで付属してきます。
リプレイが揃いやすくなることにより、メダルを消費せずに回すことが出来るので、小役も揃ったりして現状維持もしくは微増しながら次のボーナスを目指せるということですね。
ただあくまでメダルを減らさないためのシステムなので、RTを回し続けて増えることはまずありません。
ですので、ほとんどの台はボーナスとRTを繰り返すような「A+RTタイプ」の仕様が多いです。
代表的な機種で言えば「HANABI(ハナビ)」でBIG後のみですが20G~40GのRTが付いてきます。
先程のジャグラーと比べるとボーナス確率が重いのに、獲得枚数はそこまで変わりませんよね?
BIG後には実質1000円分くらいタダで回せるような感覚なので、絶対にヤメてはいけません。
RT自体では増やすことは出来なくともボーナスを途中で引くと丸々得するわけですから、RTを全て消化してからヤメということを覚えておきましょう。
ART(アシストリプレイタイム)とは?
盗忍!剛衛門 | ||||
---|---|---|---|---|
設定 | ART初当り | |||
1 | 1/492.8 | |||
2 | 1/457.4 | |||
3 | 1/438.1 | |||
4 | 1/369.7 | |||
5 | 1/317.5 | |||
6 | 1/237.9 | |||
1Gあたりの純増・・・2.0枚 |
ART(アシストリプレイタイム)とは、リプレイだけでなくベルなどのメイン小役のナビも発生してアシストされることから呼ばれるようなもの。
RTは基本的に押し順ナビなどなく、内部的にリプレイが揃いやすい状態に変化するだけです。
それに対してARTは、リプレイやベルなどを押し順ナビ、もしくは特定の色を狙えなどのナビにてアシストしてくれるので、それに従うことでメダルがどんどん増えていく仕様になっています。
このARTではRTの微増や現状維持とは違い1回転あたり1.5枚~2.0枚くらいの増加が見込め、ARTを1000G消化したりすれば、それだけで1000枚近くのメダルを獲得出来るのですね。
例として出した台は「盗忍!剛衛門」で、ジャグラーのようにボーナスは搭載しておらず、全てARTのみでメダルを増やしていくゲーム性となっています。
ボーナス当選=ART当選ということになり、通常時を回してレア小役やCZ(チャンスゾーン)を経由してART当選を目指すということ。
ボーナスは300枚しか絶対に出ないのに対して、ARTは一回突入すると獲得出来る枚数は決まっておらず、100枚で終わることもあれば1000枚以上継続して獲得出来る可能性もあるでしょう。
夢があり楽しめる仕様だったのですが、2019年から6号機時代に突入して新台としてART機が出ることは無くなってきました。
規制の影響が大きく6号機でARTは無理なのでは?と言われていますが、時代は変わっていくので新たな仕様やARTの復活にも期待できるでしょう。
AT(アシストタイム)とは?
ミリオンゴッド~神々の凱旋~ | ||||
---|---|---|---|---|
設定 | AT初当り | |||
1 | 1/525.4 | |||
2 | 1/476.0 | |||
3 | 1/487.5 | |||
4 | 1/370.7 | |||
5 | 1/361.8 | |||
6 | 1/274.7 | |||
1Gあたりの純増・・・3.0枚 |
AT(アシストタイム)とは小役をアシストする仕様。
ARTやRTとの大きな違いはリプレイ確率が変動しないことにあります。
普段から揃っている小役の確率は変わらずで、通常時では獲得できない役をATに突入すれば獲得出来るということですね。
例で出している「ミリオンゴッド~神々の凱旋~」では、15枚獲得できる押し順ベルをAT中はナビしてくれることにより、リプレイはそこまで揃わなくても大きく増えていくという仕様です。
また6号機だと「RE:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)」などは、15枚役の色目押し&押し順で普段は獲得できないものをアシストしてくれるので、AT中は必ず増えていくというイメージですね。
AT機はAT突入した際の獲得枚数が大きいことから通常時はかなり厳しい仕様になっているので、ある程度投資に余裕がある状態でないと中々当たりません。
ゴッド凱旋もボーナスは搭載されておらず、通常時を回してAT当選を目指す形になってきます。
ただ設定6のボーナス合算が1/134のジャグラーに比べて設定6でもAT当選確率は1/274なので非常に当たりにくいので気軽に座るのではなく、ある程度投資する前提で勝負した方が良いですね。
2万円~3万円使ってもATにすら入らないなんて事も全然ありますからね。
5号機では普通に当たるまでに投資がかかる仕様で、6号機では小当りは間に挟むもののメインのATには中々入らない仕様になっているものが多いです。
性能を調べて自分に適した台を!
いかがでしたでしょうか?
慣れてないうちはホールに入るのはためらうかもしれませんが、仕組みを把握出来ると楽しくてまた打ちたくなるようになりますよ。
同じAタイプでもボーナス確率は全然違い、A+RTのハナビなどは技術介入が必要になってきたりと、内部的な仕様は今回紹介した4種類がメインですが色々な機種が存在しています。
ある程度知った人ならどの機種を触っても大体分かるようになりますが、初心者が初めて打つ場合、しっかりと台の仕様を確認してから遊んでみましょう。
数万円しか持っていないなら、爆発台などは当然触らないほうが良いのでAタイプのジャグラーなどを打つことがおすすめ。
台の仕様を知るだけでなく、スロットを打つ上では外せない技術として「目押し」もあるわけですからね。
20スロなどのすぐ1000円が溶けていくのが怖かったら、ゲーセンや5スロなどで試しに遊んでみて慣れてから20スロで勝負でも良いと思いますよ!
当サイトではスロットの知識、勝ち方、プロが使うノウハウなども分かりやすく纏めています。
随時記事は更新していきますので、参考になったと思う方は今後も見てやってください。