ハナビやバーサスでよく聞く「切れ目」とは?切れ目の目押し方法とリーチ目出現例
「切れ目」という言葉ご存知でしょうか?
僕も長くスロットを打ってきましたが、5号機世代のため目押しが必要になる機会は多くありませんでした。
4号機時代以前だとビタ押しなどを始めリール制御で楽しむ機種が多かったので、リールの切れ目という概念が結構使われることも多かったようです。
こちらではそんな切れ目をどのように使うのか、実際に見る必要のあるべき機種などをお伝えしていきます。
リールの切れ目とは?
リールの切れ目とは、1枚の図柄が描かれた台紙をドラムに巻き付ける際に出来る繋ぎ目のことです。
どんな台でも昔からドラムに直接図柄が書き込まれるのではなく、後付で貼られているということがほどんど。
こちらの画像を見て頂ければ分かると思いますが、赤枠で囲んだ部分に横線が入っているので、ここが切れ目ということになります。
ちょっと見にくいかもしれませんが、ジャグラーなどはかなり見やすい部類ですのでホールで実際に見てみるとすぐに発見できるでしょう。
この切れ目の位置は3リールで全て異なり、機種にもよって変わってくるので切れ目を使う場合には場所を把握しておく必要がありますね。
ただ目押し不要の機種、BAR狙いさえすればいい機種などは正直全く使うことはありませんので、普通なら注意深く見ることはありません^^;
どんなときに切れ目を使うのか?
ほとんどの場合は意識する必要はないとお伝えしましたが、この切れ目を利用するパターンは主に2つしかありません。
そしてリール制御、リーチ目などを楽しむAタイプがメインで使用する機会は増えてくると思います。
- 切れ目近くの図柄を目押しする
- 切れ目の位置によるリーチ目把握
各リールに切れ目は1箇所しかありませんので、同じ図柄でも切れ目付近を狙う場合も出てきますね。
また、切れ目が上にあるのか下にあるのかで同じ出目だったとしても、一方はリーチ目になるパターンもありすぐにボーナス察知が可能です。
切れ目さえ見ることが出来ればちょっとだけお得になると考えれば良いでしょうね^^
ただし普通の目押しよりも多少は難易度が高くなり、切れ目を狙った目押しはちょっとだけ慣れないと難しいかもしれません。
切れ目の図柄を狙う機種の例
ハッピージャグラーVⅡ | ||||
---|---|---|---|---|
設定 | ボーナス確率 | 機械割 (チェリー狙い) |
||
1 | 1/168.9 | 95.7% | ||
2 | 1/159.1 | 97.6% | ||
3 | 1/151.7 | 99.9% | ||
4 | 1/143.7 | 102.8% | ||
5 | 1/134.3 | 106.0% | ||
6 | 1/128.0 | 108.8% |
もう撤去されていますが、切れ目による目押しをすることが技術介入として有名なのはやはりこのハッピージャグラーでしょう!
ジャグラーはチェリー狙いが一般的で左リールのチェリー狙いで打つというのが効率が良い方法ですが、このハッピーに関しては中押しをすることにより全小役取得可能となるのです。
全小役というのは、チェリー以外にピエロ・ベルを取得する打ち方ということで1日で考えるとそこまで出現する小役ではありませんが、プロとして1日設定狙いをする機会が多いなら会得する方法となってくるでしょう。
小役の詳細 | ||
---|---|---|
小役 | 確率 | 払い出し |
角チェリー | 1/55.54 | 4枚 |
ピエロ | 1/655.36 | 10枚 |
ベル | 1/655.36 | 15枚 |
チェリー狙いをすることにより、当然獲得枚数が増えるので機械割が上がってくるということ、そしてハッピーの場合は他ジャグラーに比べてピエロやベルが出現しやすい仕様になっています。
1日8000回転回すとすれば、12回ずつ出現するとになり、合計すると300枚1日で変わってくるのでカナリ大きな差ですよね。
中リール上段にピエロ付き赤7を目押しして、停止系により打ち方を変える。
赤7上段停止・・・ぶどうorピエロ
赤7中段停止・・・チェリー
赤7下段停止・・・ハズレorリプレイ
赤7枠下(ベル出現)・・・ベル
※ボーナスは全パターン発生する
細かい説明は省略しますが、ポイントは2種類ある赤7のうち、ピエロ付き赤7を毎回狙うことが出来るのかということになります。
そこでピエロを直視するのではなく、赤7の1個上のリスに切れ目が付いているので切れ目付近をタイミングで狙うことにより目押しが可能になるということですね。
厳密に言えば毎回上段にピエロ付き赤7をビタ押ししないとベルが滑ってこないのですが、アバウトでもピエロだけ取りこぼさないように狙うだけでも十分です。
細かい事になりますが、切れ目を狙うことが出来るとこのように有利になる機種もあるということですね^^
切れ目でリーチ目を把握する機種の例
ハナビ(HANABI) | ||||
---|---|---|---|---|
設定 | 合算 | 機械割 (市場値) |
機械割 (フル攻略) |
|
1 | 1/172.5 | 98.0% | 100.5% | |
2 | 1/166.3 | 99.9% | 102.3% | |
5 | 1/159.1 | 103.1% | 105.4% | |
6 | 1/149.6 | 106.1% | 108.5% |
続いて4号機時代にあったハナビをなるべくそのまま再現するように5号機で登場したハナビです。
こちらはアクロスの言わずと知れた目押し、リーチ目を楽しむ機種となっており、ジャグラーのように即ボーナス告知されないため、ある程度リーチ目を知らないと無駄に回してしまうことになりますね。
そんなハナビですが、普通に損なく回す際には左リール枠上・上段にBAR狙いでハサミ打ちというのが一般的な打ち方となるでしょう。
ハサミ打ちをして氷がテンパイしたときのみ、中リールも氷を狙えば取りこぼすことは無いので、初心者にも慣れていない方にもおすすめの打ち方ですね。
普段から切れ目を気にすることはありませんが、特定の打ち方・切れ目を含めた特定の出目が出現した時には激アツになるというパターンがあるのです。
こちらでは一例でそのパターンをご紹介しておきます。
BAR狙いのハサミ打ち時・・・斜め氷orボーナス
※右リールのリプレイ・チェリーの間に切れ目あり
斜め氷は約1/1500前後と設定差はありますが、1日で数回しか揃わないようなレア小役となっていますね。
BAR狙いのハサミ打ちをしていれば分かるのですが、この斜めに氷がテンパイしてハズれるという出目結構見かけるのではないでしょうか?
そして例外としてですが、このリプレイとチェリーの間に切れ目がある場合に関しては、この時点で斜め氷orボーナスが確定する激アツな出目になるのです!
もし外れたらボーナス確定なので、次ゲームでは1枚がけでボーナスをすぐに狙うことにより、コインロスを防ぐことが出来ます。
右リールの配列を見ると分かりますが、この氷・リプ・チェリーという配列は3箇所あるので、切れ目が含まれた箇所が出現した場合のみ有効ということですね。
知っていると楽しみが増える上に、長い目で見ればコインを極力減らさずに回すことが出来るので技術介入要素にもなってくるでしょう。
切れ目を意識する機種は現状少ない
切れ目に関して解説をしてきましたが、正直アクロス系(ハナビ・バーサス・サンダー)などを楽しむ場合に使うことがほとんどでそれ以外では全く役に立ちません^^;
ですが6号機でも有利区間の影響により爆発台は作れなくなってきていますので、出る枚数は少なくても目押しやリールで楽しむ機種は増えてくるかもしれませんね。
切れ目やリール制御が撤廃されない限りは、何かしらの機種で役に立つ場合がありますので、この機会に知っておいてください。
まだまだ他にも切れ目を利用した狙い方やリーチ目などもあるので探してみてくださいね^^