【規制で撤去】パチンコで一時代を築いた「MAXタイプ」の仕組みと歴史

大当たり確率が約1/400と重めに設定されており、その分爆発力も増えたマックスタイプ(MAX機)。

パチンコで一発当てるならば、やはり沢山出る可能性のある機種を選んで打つ人も多いのではないでしょうか。

こちらではパチンコの中でも特に大当たり確率が重い機種の歴史と、なぜ規制により作れなくなったのか理由もお伝えしていきます。

パチンコファンとしては、復活して欲しい気持ちもありますが、時代的に厳しいものもあるのでしょう。



パチンコのMAXタイプとは?誕生の歴史

種類
パチンコのMAXタイプが流行り始めたのは、2005年くらいからのこと。

当時、海物語などがメインの島に設置されており、メインで稼働している台のスペックは1/350前後のミドルタイプがほとんどでした。

MAXタイプの火付け役となったのは、やはり初代の「花の慶次」や「牙狼」といった、10年以上メインとなったシリーズでしょう。

僕も当時プロではありませんでしたが、パチンコ屋店員をしていた時代だったので良く打ちに行きました。

海なども安定して人気があり、20箱以上積むこともありましたが、やはり牙狼や慶次の方が爆発力はあり、島丸ごと40台設置など当たり前でしたね。

ニューギンから花の慶次、サンセイから牙狼、そして享楽からは仮面ライダーなどMAXタイプとして印象に残っています。

スペック違いのライトミドル、甘デジなども続々と出てきましたが、やはりこれら有名シリーズはMAX機として長く続いてきました。

大当たりするまでに投資がかかる荒い仕様であり、連チャンすると10万勝ちも目指せるので、遊び目的としても打つ人は非常に多かった印象ですね。

長く続くシリーズ、初代牙狼のスペック

CR牙狼XX
牙狼
大当り確率 1/397.2
確変突入率 50%
確変継続率 82%
大当り出玉 約1560玉

今では様々なスペックにより継続抽選も複雑ですが、初代牙狼は大当りが15ラウンドのみで、当たればしっかり出玉を獲得することが出来ます。

初回ヘソで大当りすると、50%で確率変動の「魔界チャンス」へと突入します。

ラウンド中にバトル演出が起こり、それに勝つと連チャンが確定、次回も魔界チャンスに突入して必ず当たりますが、負けると100回転の時短に突入。

小当りもなく、非常に単純で爆発力があったことから、島丸ごと牙狼でフル稼働など人気は高かったです。

また人気になったもう一つの理由は、やはり右打ちの魔界チャンス中、消化がめちゃくちゃ早かったこともあるでしょう。

約1500発で1箱パンパンになり、1分以内にまた連チャンする爽快感は多くのファンを魅了したスペックだったことは間違いありません。

牙狼に劣らぬスペック、初代花の慶次

CR花の慶次S-V 雲のかなたに
大当り確率 1/399.25
確変突入率 80%
確変継続率 80%
大当り出玉 約1620玉

牙狼と同じく今ではパチンコのメイン機種と知られる花の慶次シリーズですが、初登場は2007年のこと。

初代は399のMAXタイプで、牙狼とは違い確変の戦モードに入ると継続率は常に80%と毎回楽しめるバトルスペックになっています。

ただ2ラウンド確変が搭載されており、実質出玉なしの当たりも連チャン率に含まれているため、連チャン中の爆発力は牙狼に劣ります。

その分、初回から80%継続と安定して連チャンの可能性が高いのも魅力的でした。

最初は島単位で導入されるほど人気では無かった印象はありますが、後半から徐々に台数を増やしていき、常にお客さんが座っている状況が続いていました。

その人気から2作目の「花の慶次~斬~」が導入される2009年には、ガッツリ20台~40台入れるホールも多かったです。

MAX機の規制はいつから?

考え方
ここ10年以上長く設置されて、楽しめるスペックとして置かれていたMAXタイプですが、規制の影響で設置することが出来なくなりました。

2018年以降では、パチンコ屋のほとんどの機種がミドルスペック以下になっています。

規制の始まりは2015年11月から、初当たり確率の下限が1/320と定められました。

それ以降登場する機種は、全て1/320より大当たり確率が軽いものしか作ることが出来なくなりました。

現存するMAXタイプは、設置期限を延長することは出来ずに、2017年以降は撤去されてどんどん台が入れ替わる状況になっています。

当時の爆発力を体験することは出来ないかもしれませんが、2020年でも大工の源さんなど特殊なスペックで出玉スピードが早い機種も存在していますので、爆発力は変わらないかもしれません。

規制解除される見込みはあるのか?


パチンコ・スロットの規制は、ギャンブル性を低くすること、そして射幸心を抑えることにあります。

勝つ期待感を持って遊びに行くわけですから、ほとんど出ないスペックになれば皆行かなくなりますからね。

現にスロットは6号機になり出玉の制限がされたことにより間違いなく稼働率は低下しています。

パチンコ屋はまだまだ店舗数が多く、市場規模も大きいものとされているので、一気に規制することは出来ませんが、国としてはジワジワ締め付けて減らしていこうと思っているのかもしれません。

あまりにも厳しい声が続けば緩和されることもあるかもしれませんが、国営にでもならない限り衰退する傾向は変わらないでしょう。

いろいろ考えても仕方がないので、現存の機種で楽しむ、価値を目指して立ち回ることだけを考えることをおすすめします。