大当たりラウンドで玉を減らさないラウンド間止め打ちの方法

パチンコで勝つための技術として玉を減らさないことが最重要です。

通常時は保3止めなどをするので簡単ですが、大当たりの右打ちだと不安で打ちっぱなしになる人も多いのではないでしょうか?

今回は大当たり中ラウンドの仕組みや、どのように止め打ちをするべきなのか詳しく見ていきましょう。

最近の台はラウンド以外にV入賞があるなどちょっとだけ複雑な場合もあるので、しっかり無駄玉を減らすことをおすすめします。

大当たりラウンドの仕組み


パチンコで出玉を獲得する際には、勝手に玉が払い出されるわけではなく、アタッカーに玉を入れてそれに対して払い出しがある状態になります。

細かい数字を覚える必要はないですが、アタッカーに何玉入れて何玉払い出され、どのタイミングで開閉するのかは機種ごとに違うので、当たる直前には調べておく必要はあるでしょう。

払い出しの玉数は「賞球」と呼ばれ「3&2&15」のように記載されていますが、一番大きな数字が基本的にアタッカーに1玉入った際の払い出し数です。

またラウンド数の他にも「カウント」が機種情報に記載されていますが、こちらは1ラウンドで何玉入ると一旦閉まるかを意味する数字です。

パチンコ大当たりの仕組み

ラウンド:10R
カウント:10カウント
賞球:15

この場合、1回アタッカーが開き10玉入れて150玉獲得。それを10回繰り返すので差玉で合計1400玉獲得可能。

大まかに説明しましたが、このラウンド・カウント・賞球が機種によって変わるので、止めるタイミングなども多少変わるわけですね。

特にカウントが大事で甘デジなどの場合は10カウントでなく8カウントなど微妙に違ってくるので、どの台を打ったとしても事前に把握することをおすすめします。

ラウンド止め打ちのやり方


大当たりラウンドの仕組みを踏まえて、ラウンド間止め打ちとは、アタッカーの開閉に応じて打ち出しを止める方法です。

その他にもアタッカーが開き始める前・そして最後のアタッカーが閉まる後もしっかり止めることも技術介入として含まれています。

  1. 図柄が揃い大当たりする
  2. 右打ちなどの指示が出る
  3. ラウンドが開始されアタッカー開く
  4. 規定のラウンドが終わりアイキャッチ

このような感じで、図柄が揃い大当たりしたから打ち始めるのではなく、慌てずにアタッカーが開いてから打ち始めても遅いことはありません。

ほとんどの機種は親切に右打ちなど教えてくれますが、そのタイミングで打ち出したとしても、アタッカーが開く前に何玉かこぼれしまうこともあります。

そしてラウンド間ですが、10カウントで10玉入った瞬間にアタッカーが一旦閉まり、2秒前後でまた次のラウンドへ移行してアタッカーが開きます。

出来ることならオーバー入賞も含め10玉・11玉くらいまで打ち出して、それ以降はまた開くまで止めるのがラウンド間止め打ちの主なやり方となりますね。

最後の10ラウンド目のアタッカーが閉まったら、時短や確変・STの変動が開始されるまでは全く打ち出しても意味がありません。

多くのメーカーはのめり込み注意の画面やメーカーロゴアイキャッチなどで時間が空くので、そこまではしっかりと打ち出しを止めるようにしましょう。

V入賞は逃さずに玉を多めに打つこと


このラウンド間止め打ちの注意点ですが、最近の1種2種混合タイプの台は、V入賞に玉を1つ入れてから大当たりが開始されるパターンも多いです。

このVを狙えと指示がある状態で、玉がもったいないからと1玉ずつ打っていると、時間経過によりV入賞を逃し大当たりが無くなってしまう可能性もあるので注意しましょう。

こぼしなどがなく、玉が絶対入るなら良いのですが、V入賞口も電サポと同じようにパカパカ開閉している機種の方が多いですね。

ですので最低でも5発前後は打って、慣れていたとしても万が一の取りこぼしがないように打つことをおすすめします。

初めて打つ機種などは実際映像で見ていたとしても詳しくわからないこともあるので、無駄玉が出てしまうことは仕方ありません。

ですが勝つための稼働となれば、何度も打つ機種が増えてきますので、V入賞があったとしても極力こぼさないように工夫していきましょう。

メーカーもユーザーに優しい台というよりも、パチンコ屋が利益を出しやすく買って欲しいために作っている側面もあります。

何も考えずに図柄が揃ってから打っていると、インターバルが多すぎてめちゃくちゃ損するので、無駄玉を減らせる部分は極力減らしていくべきですね。

アタッカーまでの距離でこぼしが変わる


大当たりラウンドでこぼし玉が増えるのはアタッカーまでの距離が遠い場合などですね。

例えばずっと左打ちの下アタッカーが開放する海物語シリーズだと、きっちり10玉入れて止めることは難しいので、無駄玉も増える傾向です。

ですが大当たりが右打ちで消化、しかもアタッカーが上部にあるほど途中で玉が逃げることが少なく、しっかり出玉が取れますね。

もし全く同じような期待値だとしても、そのようなこぼし玉の少なさから機種を選ぶのもプロとして大事な感覚です。

ボーダー以外にも、パチンコで安定して勝つためには削りが少なく出玉がしっかり取れることが重要です。

運悪く下ブレなどで結果が出にくいこともありますが、トータルで収支を出していくのであれば、このように工夫できるポイントはしっかり抑えておきましょう。

オーバー入賞、捻り打ちは要注意


今回はラウンド間の止め打ちをメインとして、大体意識して打つだけでも大当たり1回あたり20玉前後の無駄玉を無くせるのでお得です。

これに加えてプロの場合は、ラウンドのオーバー入賞を狙い捻り打ちなども加えていく場合もあります。

オーバー入賞とは簡単に言えば、10カウントの台でアタッカーが閉まる前に11玉が入ると、15の賞球を多めに貰えるのでかなりお得ですね。

10玉目と11玉目をなるべくくっつけてアタッカーへと運ぶために、捻り打ち、ワンツー打法などと呼ばれる技術介入が加わってきます。

ただ明らかに慣れていないとハンドルをがちゃがちゃ動かして目立ちますし、上手くやらないと逆に打ちすぎて損になることもありますね。

また厳しいホールだとちょっとした止め打ちは見逃されても、捻り打ちで玉を増やしていると注意されることもあるでしょう。

まずは最初の段階としてラウンド間止め打ちを正確に出来るようにすること。

慣れてくるとホール次第でオーバー入賞を狙うような技術介入も取り入れていくことで、細かい収支の上乗せになっていきます。