設定変更(リセット)とは?リセット判別のやり方と仕組み

2020年6月19日

スロット 設定6

スロットにはどの機種でも「設定」と呼ばれる基本は6段階の内部的な仕様が搭載されています。

これはホール側が自由に変更することが出来て、設定1ならホール側のプラス、設定6ならお客さんのプラスなど上手く調整して経営していますね。

本来は設定1のみ(ベタピン)に設定したまま放置でもホールは儲かるわけですが、それだとお客さんが飛んでしまうでしょう。

ですので、還元日には設定を変更して高設定を使うホールもありますし、還元日で無くとも設定を期待させるためにリセットをしているホールもちらほら。

こちらではそんな設定変更の仕組みはどうなっているのか、そしていつリセットを掛けてくるのか?など細かい部分をお伝えしていきます。

設定変更(リセット)とは?

リセット
冒頭でも話した通りですが、スロットには6段階・4段階など内部的に設定を変更することが出来てホールは還元率を調整しているというわけです。

例えば全台設定6にするなど、大昔のバブル時代に聞いたことがあるくらいで、現在ではまずそのような事はないでしょう。

特定の機種が丸ごと設定6などなら、まだやってくれるホールもありますね。

そんな設定状況というのは毎日変わるものですし、遠隔で変更出来るものでもないので、台を開けて1台ずつ直接変更していくしかないのです。

これが非常に面倒くさいので、意外と設定変更を毎日絶対にやってくれるホールというのは少ないです。

設定1⇒設定1など「同一設定の打ち替え」と呼ばれてリセットされたことになるので、前日状態をそのままよりは良いのでしょうが、中々難しいようですね。

設定変更(リセット)のやり方

設定キー
スロットの設定変更ですが、まずは「設定キー」と呼ばれる小さな鍵が必要になってきます。

ホールの場合営業中はアルバイトでも台の鍵は持っていて開けている姿を結構見ることありますよね?

それで不正に設定を変更することなど一切出来ず、設定キーを保管して扱えることの出来る主任や店長クラスしか基本設定変更は出来ません。

ではそんな設定変更のやり方ですが、意外と面倒くさいシステムになっています。

  1. 台の電源をOFFにする
  2. 設定キーを差しキーを回す
  3. 回した後に台の電源をON
  4. 設定変更中の画面になる
  5. 変更ボタンで設定を変更する
  6. レバーを叩き確定させる
  7. 設定キーを元に戻す

設定キー 回す
このような感じで営業中はもちろん変更出来ない決まりになっていますので、閉店後もしくは開店前に主任や店長クラスが触るということ。

それを何百台もやらないといけないと考えると、多少なりリセットかけずそのまま放置されている理由もわかりますね。

因みにですが、6号機になって「北斗の拳 天昇」はどうやらリセットボタンが標準装備されているらしく、同一設定のリセットならボタン1つでOKとのことです。

設定の上げ下げ自体は今まで通りの手順が必要になってきますが、表面上設定変更に見せるためのボタンで手軽に使えるのでこれから流行ってくるかもしれませんね。

リセットの影響と変更判別

選択
さて、ここまでで設定変更の流れをお伝えしてきましたが、実際に変更している場面を目撃するわけではないので、打ち手としては朝一の状態で判断しないといけません。

要は毎日設定1の据え置き(ベタピン)で営業しているホールで、朝一リセット挙動が見られないなら当然設定は入っていませんよね。

では設定変更が実際に行われていることを判断するためにどのようなことを基準として知るべきかをパターン別にお伝えしていきます。

理想はそれぞれの機種ごとにリセット挙動を完璧に把握しておくことで、知識があればあるほど朝一有利に動くことが出来るでしょう。

1.リールガックンでの変更判別

リール配列 ドラム
まずは昔から使われていた手法の1つで、リールガックンで設定変更を見抜く方法です。

これは機種によりますが、昔のジャグラーやサミー系の機種が特に分かりやすいですね。

リールガックンというのは、設定変更によりリールが初期配置に戻ろうとする動きによりリールがブレることを意味しています。

電源ON/OFFだけの場合は前日と状態が同じなので普段どおりリールがスッと回るのですが、設定変更をした場合はブルブルっと震えたように回るわけですね。

こちらは機種により違いますし、リールの劣化でもガックンしたように見えるので注意が必要です。

もし分かりにくかったら朝一1回転目と2回転目で違いがあるのか?に注目すると明らかに違ったなということが分かるでしょう。

2.有利区間ランプでの変更判別

有利区間ランプ
続いて6号機になり主流になってきた方法ですが、「有利区間ランプ」の点灯・非点灯で見極める方法ですね。

6号機になり有利区間、1500G経過する場合内部状態が一旦リセットされるという仕組みが出来ました。

また一撃の枚数も2400枚しか到達しないという規制も出来たため、どんなに上乗せしようが2400枚で強制終了、有利区間がリセットされてしまいます。

そのような仕様上、設定変更(リセット)をすることで非有利区間に転落してランプが消えるという機種が多いのですね。

ということはランプが1つでも付いていたら据え置きor店員さんの手回しでの対策が確定します。

逆にこの有利区間ランプ系が全て消えているのであれば、6号機は全部リセットしているのだなということが判断出来ますね。

3.朝一の内部状態による変更判別

サラ番 夕方
こちらは1Gだけで分からないですが、朝一の高確移行・またはゲーム数解除の台であれば天国モードやゾーンの発動具合によって判断することが可能です。

例えばサラリーマン番長で、96G以内の当選があり、前日が250Gヤメなどであれば、リセットの天国で当選したのかな?という確定ではないですが予想できますね。

朝一50%の確率で高確移行などで、朝すぐにステージチェンジ・高確示唆などが出ればもしかしてリセットなのかなという判断です。

これはあくまで前日の状態に左右されるので高確=リセット確定というわけではないですが、島全体を見た中で高確移行が明らかに多いとなれば、状況的に全部リセットではないかと予想していくわけですね。

4.天井発動のタイミングによる変更判別

絆2 スルー天井
最後に機種ごとに決められている天井の発動でリセットされているかを判断する方法ですね。

これは単純で、例えば1000G天井の機種で、前日の最終ゲームが800Gだとしましょう。

据え置きの場合は後200G回せば前日の状態を引き継ぐので天井が発動するという仕組みになっています。

200G回しても天井が発動しなかった場合は、リセットが確定するということなので、自分が打っていないくても前日最終・朝一の初当りG数は把握しておくと状況把握しやすいです。

ホール側が対策で回すことがある?

対策
ここまで4パターンお伝えしてきたリセット判別ですが、台の仕様を見抜いていくだけなので違反でも何でもありません。

ただしガックンチェックなど、1Gずつ回してカニ歩きするわけですから、ハウスルールとして禁止しているホールもあるので注意が必要です。

そしてホールによっては、知識が全くないライトユーザーに回してもらおうと考える場合もあるのです。

要はプロやある程度勝っている人は知識があり、リセット判別も可能でリセット恩恵がある機種など狙っていきますよね?

毎回同じプロしか打たないという場合、嫌がる店長はガックン対策としてリセット後に1G回すなどしている場合があるのですね。

設定は入れているけどプロには打たれたくないなど考えた時に、ガックンしなければ打たない、逆に前日の高設定を据え置きを思わせて打たせるなど僕自身も色々経験しています。

ですので、有利区間ランプやガックンチェックだけでなく、天井の発動やゾーンの来る周期なども総合的に考えてリセット判別をするというのがベスト。

まず設定判別をするというよりもリセット濃厚な状況で打てているという事が、一番設定狙いとしても勝ちに繋がりやすくなるでしょう。

時期と担当により急変する場合も

時期
設定変更、リセットの仕組みが理解できていたとしてもホールによって状況は様々。

平日は全部据え置きで土日はリセットをする、6号機はランプでバレるので全部リセットだが5号機は全部据え置きなども全然あり得ます。

そしてこのリセット状況というのは全てホールの責任者、設定師が決めていることで店長交代や経営方針の変更などあれば状況はすぐに変わってくるでしょう。

ただ設定狙い・天井狙い共にこのようなリセット状況というのは必ず把握すべきことですよね。

ここは毎日全台リセットという決まった状況としても、数カ月後には据え置きになっている可能性もあるので、よく行くホールは常に把握しておくことをおすすめします。

データ公開しているホールなら、前日最終と朝一の初当りでも分かるので、わざわざ行かなくても判断することが出来ますね^^