パチンコの遊タイムとは?遂に登場したパチンコの天井機能を徹底解説
今までパチンコは天井機能が搭載されておらず、1日当たらないまま終わることもありました。
そこで2020年、大きな変化として救済機能である天井システムがパチンコにも搭載されています。
「遊タイム」と名付けられた天井機能は、一定のゲーム数を回すことにより時短などのサポートが発動するシステムのこと。
どんどん遊タイム機は増えていっており、今後はどの機種にも搭載されていくかもしれません。
今回こちらでは遊タイムの仕組み、そして損しないための狙い方やヤメ時などを詳しく解説していきます。
今まで普通にパチンコを楽しんでいた人も、多少なり打ち始めと打ち終わりなどを知っておかないと無駄にお金を使うことになってしまいます。
遊タイムとは?
遊タイムとは、大当たりせず通常の回転数が規定数回ることにより、時短が発動するハマり救済機能です。
例えば1000回転ハマったら、その後1000回転は時短で、玉が減ることなく大当たりを目指せるというユーザーからしたら嬉しい救済ですね。
これにより、遊タイム機を1日打った際には、1回も当たらずに終わるということが無くなりました。
MAX機がまだ設置されていた頃は、1/400の大当たり確率で、1日2000回転なら1回も当たらない台もちらほらあったほどで、かなり苦い思い出がありますね。
ですが最近では最高でも1/300ほどに大当たり確率も低く設定されており、なおかつ遊タイムも搭載されていたら、ほぼ当たりを引けると言えるでしょう。
この遊タイムを搭載することは、ユーザーにとってもホールにとっても嬉しいことかもしれません。
遊タイムで当たらないことも稀にある?
そんな遊タイムですが、スロットの天井とは違い、今の所全て「時短」しか搭載出来ませんので、すぐに当たるわけでも大当たり確率が変わるわけではありません。
1000回転で1/319などを引けないと、そのまま駆け抜けてスルーしてしまうことも考えられるのです。
結構稀なことだと思いますが、その駆け抜けた後は、再度大当たりするまで遊タイムに入ることはありませんので、注意しましょう。
「1000回転ハマり⇒遊タイム1000回転の時短発動⇒駆け抜け⇒1000回転ハマり⇒遊タイム発動なし」
これだけでも3000回転くらい当たりが無いことになり、あり得ない確率ではありますが、大当たり後1回につき遊タイムは1回までということですね。
遊タイムで当たらないからおかしいということではなく、そのような仕様などのでツイてなかったとすぐにヤメることをおすすめします。
遊タイムを知らないと必ず損をする
さて、ここからが本題なのですが、遊タイムが搭載された機種は、必ず規定ゲーム数を確認してから打ち始めるようにしましょう。
スロットの天井で慣れている人なら問題ないのですが、パチンコは回転数など気にせず打っていたことがほとんどではないでしょうか。
この遊タイムが搭載されたことで、当然ですが規定ゲーム数近くまでハマっている台は、非常に当たりやすくなっています。
逆に大当たりの連チャン終了後に即ヤメされた台ほど、遊タイム発動するまでの回転数は多くなるので、出来れば座りたくないです。
楽しんでパチンコを打つ際でも、しっかりとデータカウンターの回転数を見て、なるべくハマっている台に座ることが損しないために必須のことになりました。
そしてもちろんですが、規定の回転数が近づいてきたら、そこでヤメてしまうのは非常にもったいないです。
例えば1000回転で時短が発動するのに、900回転まで回してヤメてしまうのは、どう考えても損してしまいますよね。
ですので、遊タイム機を打つときには、なるべくハマっている台を打つこと、大当たりを引くまでは中途半端にヤメないことが一番楽しめる方法かなと思います。
逆に軍資金が少なく、ちょっとしか回せない、規定の回転数まで回せない場合は、他の機種を選んだほうが良いかもしれません。
遊タイム狙いのプロが急増する?
このように遊タイムを搭載することで、大当たりまでしっかり打ち切る人は今まで以上に、救済が増えて嬉しく思うかもしれません。
逆に遊タイムの存在を知らずに適当に打ってしまう人が、今まで以上に損することになってしまうでしょう。
そんな遊タイムですが、スロットの天井ハイエナのように、ハマり台を狙い立ち回り大きく勝ちを目指すことが出来るようになりました。
この記事は遊タイムの設置が始まった1年近く経った後に書いていますが、当然多くのプロは遊タイムのハイエナメインに移行した人も非常に多いです。
僕も立ち回りの1つとして当然取り入れていますし、スロットの天井狙いと比べて、1台あたりの期待値が大きいものになっているので、たまたまでもハマり台を拾えると嬉しいですね。
状況を常に把握していますが、やはり懸念していた通り、パチンココーナーでの徘徊や張り付きが目立つようになってきました。
個人的には勝ちを目指して常に立ち回っているので、このような選択肢が増えることは嬉しく思います。
ですがマナーが悪いとホールの対応も変わってきて、それっぽいハイエナをする人を片っ端から注意、出禁にするような状況になるかもしれません。
台数はどんどん増えてきており、そのうちホールのパチンコほとんどが遊タイム搭載の機種に変わっていく可能性も十分に考えられます。
大きい期待値ほど競争率が高く、無茶な立ち回りをしてしまいそうですが、長い目で勝ちを目指すならたまたま見つけたらラッキーくらいな感覚で、過疎店を回る方が健全かなと思います。
まだまだ甘い状況は続く?
遊タイムの搭載により、稼ぐことを考えたパチンコ・スロット稼働の幅は大きく広がったと思います。
実際に僕の周りでもガチガチで稼働している人は多いですが、状況は良くなったと常々言っており、今稼働しないと勿体ないと言うほど。
年々パチンコ屋の数は減っていき、遊技人口も少なくなってきますが、現在のシステム、期待値の概念が無くならない限り美味しい時代は来るものだなと感じました。
10年以上プロとして生活しましたが、正直今の方が多くの選択肢を選べて良いのでは無いかと思うほどです。
4号機時代を知ったプロは結構引退していますし、そこまで長くない若い子が立ち回っている姿のほうが目立つので、うまく立ち回ればまだまだ狙い目は多いですね。
完全に浸透すると、ライトユーザー層でも狙い目やヤメ時を守るようになり、厳しくなるかもしれませんが、今後どれほど遊タイムが導入されるかも楽しみです。
釘調整、技術介入で大きく変わるので注意!
遊タイムが搭載されたことで、パチンコに参入するスロットユーザーも非常に増えたのではないでしょうか。
ただ注意点として、勝ちを目指す際にはパチンコの1000円あたりの回転数や出玉増減などが非常に重要になってきます。
ある程度慣れている人なら問題ないのですが、ネットで記載されているボーダーなどの回転数を参照した期待値を考えないといけません。
またホールによって遊タイム機は釘が非常に厳しく、狙い目のボーダーを上げないと全く意味のないこともあるので、ホールの釘状況により同じ機種でも狙い目が変わってきます。
スロットの天井狙いと違い、多少の知識も必要ですし、ホールに注意されない程度の止め打ちや捻り打ちなども身につけておいた方が当然収支は高くなってきます。
最初のうちはそれにより、思ったほど結果が出ず収支が荒れる可能性もあるので、気をつけておきましょう。
パチンコのユーザーは増えているでしょうし、逆にスロットから流れているだけな気もしますが、今後も立ち回りの主流となってくるのが遊タイム狙いです。
収支に大きく関わってくるので、しっかりと遊タイム搭載された台の規定回数や狙い目は把握しておくことをおすすめします。